スマートウォッチとかは試してみていまいちしっくりきませんでしたが、スマートスピーカーはあったら便利そうだと思ったのでGETしてみました。
スマートウォッチと比較すると金額的にもリーズナブルですしね。
買ったのはAmazon Echoですが、使ってみたら十分活躍してくれることがわかりました。
どんな使い方をしているのかを紹介します。
Amazon Echoでやってみたこと
買った瞬間からできること
厳密に言うとWiFiの接続が必要ですが、いくつかのことは箱を開けてからすぐにできました。
タイマー(時計)
料理や勉強などでアラームを使いたい時は、わざわざスマホで設定するよりも楽かもしれません。
「アレクサ 、3分経ったら教えて」
「アレクサ 、今何時」
音楽
僕はアマゾンプライム会員なので追加料金なしでPrime Musicを使えます。
360度スピーカーで音質もそこそこ良いと思いますね。
ちなみにAmazonEchoのスピーカーからじゃなくて、Bluetoothイヤホンで聞くこともできます。
「アレクサ 、音楽かけて」
「アレクサ 、眠りを誘う曲をお願い」
「アレクサ 、ブルーノマーズのアルバム」
Prime Musicだけでは聞けない曲も結構あり、コアな音楽ファンには物足りなさもあるかもしれません。
Prime Musicにない場合は有料のPrime Music Unlimitedを案内されます。
タイトル(全角15文字)
- Prime Music:100万曲
- Prime Music Unlimited:4,000万曲
参考 Prime Music
天気
「アレクサ、今の天気は」
住んでいる地域の気温やこれからの予報を答えてくれます。
ニュース
「アレクサ 、今日のニュースは」
最新のNHKニュースが聞けます。
買い物
アマゾンプライム対象商品なら、アレクサに言うだけですぐに注文できます。
これはまだ試してないので近いうちに試します。
読み上げ機能
アマゾンで売ってるKindle版の本をAlexaが読み上げてくれる機能です。
漫画などは画像として処理されてしまうため、読み上げに対応していませんが、文字ばかりの本なら大抵は読み上げられるはずです。
もし、買う前に対応しているか知りたかったら、登録情報を確認してください。
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能)が有効となっていますね。
ちなみに厳密に言うと、Kindleストアで買える本だけじゃなくて、他にも対応しているんですけどね。
- Prime Reading:アマゾンプライム会員向けの無料特典
- Kindle Unlimited:アマゾンの月額読み放題サービス
- Audible:アマゾンの朗読サービス
アプリで設定が必要なもの
アレクサができないことはスキルを覚えさせることで使えるようになります。
スキルはアプリ「amazon alexa」を使って簡単に登録できます。
現時点では400種類とのこと(2018年2月時点)
Googleカレンダー
Googleカレンダーに予定を登録したり、今日のスケジュールを聞いたりできます。
「アレクサ 、明日の予定は?」
「アレクサ 、カレンダーに登録して」
「20時から英会話のレッスン」
英語の問題を出題
「アレクサ、アルクの英語クイズ出して」
TOEICの問題を出題してくれます。
その他
上記以外だと残念ながら、現在用意されているスキルのなかに僕の興味があるものがあまりありませんでした。
このあたりは今後に期待です。
スマートリモコンが必要なものもある
スマートリモコンというのは家中のリモコンを一つにまとめるためのものです(スマート家電コントローラ)。
一般的な使い方としては、家中のリモコンを登録してスマホでこのスマートリモコンを操作するようなイメージ。
Amazon Echoの場合は、アレクサ にこのスマートリモコンの操作スキルを覚えさせるという手順になります。
まとめると、アレクサが直接コントロールできないことは、一旦スマートリモコンに登録し、アレクサがスマートリモコンを使って〇〇するように指示するんですね。
照明
スマート電球に取り替えることによってオンオフを切り替えたり、何段階かの明るさに調整することもできます。
「アレクサ 、家電リモコンで電気をつけて」
アレクサ に指示をする時は毎回「家電リモコンで」と言う必要があって少し面倒になります。
ぶっちゃけ、指示が面倒で結局手動で消したりもしてます。
エアコン
温度を指定してエアコンをつけることもできます。
エアコンつけながら寝てる時、声で温度調整できるのは何気にいいです。
僕は目が悪いので裸眼でリモコン操作とか大変なんですよね。
こうしてみると、普通の使い方しかしてませんから「別になくても良くないか?」って思われそうですが、それでも声で指示を出すだけで自動で家電を操作できる感覚は新しいです。
音声認識の精度も良くてめちゃくちゃ便利。
ほとんどの人にとっては未知の体験なのでもしかしたら伝ってないかもしれませんが、いいんですよ。
Amazon Echoの残念なところ
ACアダプタが必要
コードレスじゃないのが残念でした。できればUSBにしてほしかった。
僕は持ち運んで使いたいんですよ。
厳密に言えば、本体の底に別売の充電式バッテリーを取り付けるとコードレスで使えるようになりますが、持ち時間は6~10時間ってことなので微妙ですね。
スマートリモコンが必要
ワンランク上のAmazon Echo Plusならスマートリモコンなしで家電を操作できます。
本体にスマートハブ機能が内蔵されているおかげで「家電リモコンで〇〇して」と言わなくてよくなるんですね。
ただし、裏話もあります。
現実問題としてAmazon Echo Plusのスマートハブ機能はすべてのスマート機器に対応しきれていなかったりするようです。
つまり、今はまだ完璧なスマートホームを実現するのは難しいみたいです。
読み上げ精度
間違いが少なくないです。
例えば、次のようなところはどうしても気になります。
- 漢字の読み間違い
- アクセントが少しおかしい
- 読まなくていいようなところまで読み上げてしまう
まあ、日本語を読み上げるのってやっぱり難しいんでしょうね。
それからもうちょっと早く読んでくれないかなと思ったんですが、無理でした。
今後の進化に期待するしかなさそうです。
Amazon Echoを購入しないほうがいい人
家にWiFi環境がない
Amazon Echoを使うならWiFiは必須です。なければただの置物にしかならないでしょう。
スマートホーム化するための第一歩はネット環境を整えること。
ちなみに僕は世界最速でおなじみのNURO光を使っています。
参考【NURO光】オプションなしで契約するなら公式サイト一択だ
アマゾンを使わない
アマゾンでの買い物や音楽を使わないならAmazon Echoじゃなくてもいい気がします。
例えば、Google HomeでもOKですよね。
音楽ファンならGoogle Homeと言っている人もいました。
スマートスピーカーはこれから各メーカーが出してくるはずですから、一通り出揃ってから判断してもいいでしょう。
過度に期待している
できないことをあげるとキリがないほどあります。
逆にいうと今回紹介したようなことをやってみたいならオススメです。
まとめ
課題はあるとは言え、使う前と後では時代が変わったような感覚になりました。
ほっといてもそのうち、IOTは常識になります。
早く取り入れておいて損はないと思いますよ。