新年度ということで、周りを見渡すと髪型を変えた人が多い気がします。1月か今の季節はみんなが一斉に髪を切る季節という印象があります。
2010年あたりからでしょうか?おしゃれに敏感な人は、刈り上げ(2ブロック)を取り入れていますね。
いろんな国からの観光客を見ても若者は大体そんな感じなので、多分世界中で見ても短髪が主流のトレンドなんでしょう。
少なくともいわゆるロン毛のひとは相当減っていますね。
最近は、刈り上げとかかっちりした髪型と相性がいい整髪料として、ポマードを選ぶ人も多いので、一番よく見かける商品と、おしゃれな店でよく見かける商品を比べてみました。
(ちなみにグリースとポマードは呼び方が違うだけのようです。)
使ったポマード
クールグリース【おすすめ度★★★☆☆】
これは、ハンズとかロフトとかドンキホーテの整髪料のコーナーに行けば売っている商品です。ヘアカタログとか雑誌では昔からよく見かけます。セット力のバリエーションが豊富で、ガッチリとセットしたいか軽くセットしたいかで色々な選択肢があります。
30gのお試しサイズもありますので、ポマード初心者はまずお試しサイズを試してみるといいかもしれません。
バクスター ウォーターポマード【おすすめ度★★★★☆】
これは、セレクトショップとか百貨店に行けば売っている商品です。僕が使ったのは、「バクスター オブ カリフォルニア ウォーターポマード」ですが、売り場で一番売れているのはおそらく「バクスター オブ カリフォルニア ハードウォーターポマード」だと思います。
ちょっと高いのが気になりますが、香りがよく天然成分を使っている点がポイント。ガラスの瓶に入っており高級路線のポマードです。
比較
①香り
香りはバクスターのほうが高級感があります。公式には記述が見当たりませんが、柑橘系のさっぱりした香りです。
クールグリース系は場合によっては、具合が悪くなるかもしれません。例えるなら、人工的なアメとかガムのようなお菓子のような甘い香りだと思います。商品レビューではこの香りが好きなひともいるみたいですが、僕は、正直あまり好きな感じではないです。
香りでいうとバクスターの方が万人受けするでしょう。
②セット力
今回比較した商品のセット力は互角です。
もし、より強いセット力を求めるなら、クールグリースの中でセット力指数の高いものを選ぶことができます。クールグリースには様々なバリエーションがあります。
クールグリースの青は星4個ですが、クックグリースというのだと星9個です。
さらにクールグリースコンクリートというのだと星10個です。あまり強いと髪を洗うのが大変なので、普段用としては、おすすめはできません。
③手に入れやすさ
金額
クールグリースはサイズにもバリエーションがあるので、単純な比較ができませんが金額はかなり違います。
金額
- クールグリース:87gで約1,000円
- バクスター:60gで2,700円
クールグリースはディスカウントがありますが、バクスターの方はあまりディスカウントされていません。わざわざ交通費をかけて買いに行くなら通販の方が安かったりします。
売っている店
販売店
- クールグリース:ドンキ、ハンズ、ロフト...
- バクスター:百貨店,セレクトショップ...
このように、買いやすさで見るとクールグリースに軍配が上がります。
髪型の変化に合わせて整髪料は変化している
整髪料は、髪型によって使い分けるものなので、流行の髪型の変化と同時に使われている整髪料も変化しています。
ジェルの時代
記憶しているかぎり、20年近く前はジェルが全盛期でスプレーでガッチリ固めて、髪を立たせる(不自然な人工的な髪型)のがイケていた時代ですね。バンドブームだったりの影響でしょうか?
ワックスの時代
カリスマ美容師のあたりでしょうか?不自然な髪型からの反動で、無造作ヘア的なものが出てきてから、ジェルに変わってワックスをつけるのがメジャーになりましたね。パーマだったり、カラーをする人が多かったので、髪の長さも長めで中性的な髪型がブームでした。
その後、だんだんと黒髪ブームがやってきて、カラーはダサいような風潮が出てきました。不景気で髪にお金をかけなくなったことや震災を機により自然志向のひとが増えたことなどの影響でしょうか?
ポマードの時代
次第に黒髪の中でも変化、差別化をはかる方向に行って、無造作からの反動でウエット感のある髪型、かっちり感のある髪型になったんだと思います。そこからがポマードの時代です。
まとめ
正直、金額ほどに、スペックの差はないと思いましたが、それぞれの商品はターゲットが違うと言ったところだと思います。
- 買いやすさ重視派:クールグリース
- 健康志向,高級派:バクスター
自然成分の商品という点で、バクスターの方が気に入りましたが、リピートするためにはもう少し安くてほしいなと思いました。