上野で終電を逃したとき、まっすぐ帰れなくなったときなどに役立つカプセルホテルを発見しました。「おもてなしのお宿」というカプセルホテルです。
ちょっと前であればネットカフェに泊まるのが、お金を使いたくない人にとっては普通でしたがもうそんな時代じゃなくなるかもしれません。
これからは「豪華カプセルホテル」の時代です。
いままで秋葉原とか新宿で新し目の似たようなカプセルホテルを見かけたことがあったんですが(多分、2~3年前くらいからはあった気がします。)、試したことがありませんでした。
参考豪華カプセルホテル 安心お宿 秋葉原電気街店
参考豪華カプセルホテル 安心お宿 新橋駅前店
というのは料金がネットカフェの2倍だったからです。
このおもてなしのお宿、今はキャンペーン中ということで安くなっていますが、通常料金でも9時間で2,310円です。ちょうど良い感じのネットカフェと同じくらいじゃないでしょうか?
今なら宿泊プラン(チェックイン14時〜翌日11時まで)の場合、なんと3,000円で最大21時間も使えます。1時間140円ちょっとですから、かなり安いですよね。
キャンペーン料金は終了しています。
【最新カプセルホテルVSネカフェ】比較してみよう
カプセルホテル
このホテルは、設備的には、浴場もついてスーパー銭湯みたいな感じです。
本の種類も漫画だけじゃなく雑誌や文庫もあって豊富です。wifiもつながります。フード系も充実しており、持ち込みも可能。コインランドリーもついています。当然、シーツも取り替えられています。
さらにロッカーもあり盗難の恐れは限りなくゼロに近いです。
ネットカフェ
一方でネットカフェなら、禁煙喫煙の分煙はされていても、実質的にはタバコの匂いがしていたり不十分なところが大半です。空調も効きすぎていたりで、朝起きたら喉が痛いなんてことも...
大抵のネットカフェは部屋は暗めで、ソファーやシートなど黒を基調としているから汚れが見えにくいですが、はっきり言って清潔ではないでしょう。むしろ汚れが目立たないための黒だと思います。
また、シャワーしかありません。電話もしづらいですし、プライバシーもあってないようなものです。
おもてなしのお宿の設備
①リラクゼーションフロア
2階はリラクゼーションフロアです。ダイニングエリアやコミックエリア、ラウンジ、リラクゼーションエリアがあります。
コミックも種類は豊富だと思います。漫画を読むなら漫画喫茶をオススメしますが、宿泊や休憩がメインなら十分な量だと思います。
実用書や小説も充実してますし、雑誌もそこそこあります。
こちらはリラクゼーションスペース。カプセルが満室のときでもここなら空いている可能性が高いです。(ここに泊まるのはラウンジというプランです。)
ここに泊まる場合でもロッカーは借りれるので荷物の心配はありません。
食事も取れます。このアジフライ定食は600円か700円位でした。(味噌汁とご飯と漬物付き)
他のカプセルホテルに併設しているような食堂よりもクオリティ的に満足しました。味も量も良かったです。
②カプセルルーム
4階は男性のカプセルフロアです。もちろん男女のフロアは分かれています。
カプセル内の設備はテレビとコンセント、空調くらいです。これは可もなく不可もないでしょう。正直普通ですね。ちなみに入り口は横から入るタイプです。
ドレッシングルームもキレイです。
コインランドリーもあります。
トイレは個室がいい感じでリラックスできます。
③ロビー
1階は受付です。旅行の場合なんかは、鍵をもらったらロッカーに荷物を入れて上野を探索しても良いかもしれません。
また、wifiのパスワードを教えてもらえますので、館内ではネット接続の心配もありません。
用意してあるスリッパを履いて、直接セブンイレブンに行けるので便利です。持ち込み可能というかむしろ推奨してるくらいなので、ここで何か買ってリラクゼーションフロアで食べてもOKです。
④湯処
地下には浴場があります。
撮影禁止のため、撮っていませんが、十分な広さのお風呂とサウナ付きです。地下にあるため露天風呂はありません。
まとめ
ネットカフェだと、フラットシート席でも翌日に疲れが残りますし、乾燥して喉がやられるなんてことがありますが、お風呂に入ってカプセルで寝られるこうした「豪華カプセルホテル」なら翌日も快適です。
ネットカフェのナイトパックだと大体2,000円〜2,500円くらいすると思いますが、ほぼ同じ料金でそれ以上の満足感があるはずです。観光客の方にも絶対オススメです。
ちなみに、京都とか成田空港の「ナインアワーズ」に行ったことはありますが、あそこよりはブランド感がないというかおしゃれではない感じですが、「おもてなしのお宿」はより身近な存在のような気がします。