アマゾンプライムについてくるPrime Readingというサービス。
プライム会員になる決め手としてはちょっと物足りないです。
理由は簡単で競合の雑誌読み放題サービスと比較して明らかに見劣りするから。
具体的にどの程度の実力なのかがわかるように具体的な数字で見ていきましょう。
Prime Readingについて
Prime Readingはアマゾンのプライム会員になると自動的に利用できるようになる電子書籍の読み放題サービスです(10個くらいあるプライム会員限定特典のうちの一つですね)。
会費は月会員だと500円、年間契約4,900円です。
利用料:月400~500円
対象となる電子書籍数:全体で1000冊程度
雑誌:20~30誌程度(バックナンバー含めて雑誌368冊でした)
Prime Readingで読める主な雑誌
ビジネス・ライフスタイル・趣味
Discover Japan・ワイン王国・Tarzan(ターザン)・オレンジページ・DIME(ダイム)・山と渓谷・HiVi (ハイヴィ)・Mac Fan・BRUTUS・将棋世界・旅と鉄道・CARトップ
ファッション雑誌
男性向け:GetNavi・男の隠れ家・GO OUT
女性向け:mina・Oggi (オッジ)・美的・Ray
※データは2020年7月時点のものです。
Prime Readingの雑誌の充実度は競合よりもはるかにショボい
今回は以下のサービスを比較対象として分析することにします。
- 楽天マガジン
- dマガジン
- Kindle unlimited
選出理由は3つあり、
- 読み放題のサブスクの中でトップレベルの知名度を誇っている
- 同価格帯である
- 僕自身が利用経験がある
ということです。
まずは、雑誌読み放題の2強と比べてみて、最後にアマゾンの電子書籍読み放題も比べます。
楽天マガジン
利用料:月380円
雑誌:450誌以上
個人的なレビューは【楽天マガジン】雑誌読み放題はこれでOK!PCでも読めるに書いてますが、Prime Readingよりも安い上、雑誌の充実度も勝っています。
31日間無料なのと楽天スーパーポイントがもらえる点でもPrime Readingより魅力的ですね。
楽天マガジン (公式サイト)
dマガジン
利用料:月400円
雑誌:450誌以上
個人的なレビューはdマガジンに登録したら雑誌をほとんど買わなくて済むに書いてますが、こちらも雑誌の充実度でPrime Readingを圧倒しています。
31日間無料+dポイントの特典もあります。
dマガジン (公式サイト)
Kindle unlimited
利用料:月980円
雑誌:1万冊以上
何誌あるかまでは把握していませんが、雑誌だけで1万冊以上、電子書籍を含めると他ジャンルに渡って200万冊以上ですからね。
一生かかっても読み切れないアーカイブがこの値段で利用できるのはいい意味で非常識です。
kindle unlimited
以上のようにPrime Readingって、他のサービスと比べた時に選ぶ理由がないんです。
なので、僕はプライム会員ですが、Prime Readingを使うことがまずありません。
せいぜい飛行機の座席にある機内誌のように、本当にやることがなくて暇を持て余した時のおまけ程度として捉えたほうがいいという印象です。
読み放題は読みたい本の対応状況で選ぼう
雑誌だけでよければ基本的に楽天マガジンかdマガジン
両サービスは取り扱い雑誌数が互角なものの、すべて一致しているわけではありません。
使い勝手という面でも一方がめちゃくちゃ優れているという感じでもないです。
なので、より読みたい雑誌が多いほうを選ぶのがカギですね。
どっちも簡単に解約できますし、そもそもが格安なので迷わずに試してあまり読んでないと気付いた時はやめればいいと思います。
書籍も読みたいならKindle unlimited
一般書籍対応という点ではKindle unlimitedが一強と言える状況です。
ビジネス書、語学系、漫画、小説などもあります。
範囲を広げて、競合となり得るサービスを見渡してみると漫画読み放題などで毛色の異なるマイナーなサービスがポツポツありますが、充実ぶりと料金から言ってよほどの理由がなければ、Kindle unlimitedを見ておけば十分かなと感じますね。
くわしくは【Kindle Unlimited】読み放題サブスクで一番コスパいいに書きました。
最後に
もし、これまでにPrime Readingしか試したことがなければ、雑誌読み放題はショボいと思われてしまってそうですが、今回比較した3つはいいサービスなのでちょっと試してみてください。
ちなみに僕はdマガジン⇒楽天マガジンと来て今はKindle unlimitedを利用中です。