仮想通貨の取引所coincheckで仮想通貨を貸出すことができるようになっています。
貸出した仮想通貨に利息がつくと聞いたのでやってみました。
coincheckの貸仮想通貨
貸仮想通貨:自分が保有している仮想通貨をcoincheckに貸出すと、貸出期間が経過した時に利息がついて戻ってくるというもの。
定期預金の仮想通貨バージョンですね。
期間 | 年利率 |
---|---|
14日間 | 1% |
30日間 | 2% |
90日間 | 3% |
365日間 | 5% |
ただし、年利率は日本の銀行に定期預金するのとは比較にならないほど高いです。
今後どうなるかわからないリスク込みだから当たり前ですね。
なお、貸せるのはcoincheckで取り扱いのある仮想通貨のみ。僕は仮想通貨の時価総額3位リップルを貸出しました。(2017年6月時点)
なんで貸出したのか
リップル(XRP)を保有してみましたが、いまのところ売買する予定がないからです。
どうせ当分は必要がないので普通に寝かせておくよりは良いと判断しました。
ちなみにイーサリアム(ETH)は単に寝かせておくだけの完全放置によって1年間で数十倍になりました。経験上、こういうのは忘れた頃に来るんですよね。
リップルも貸仮想通貨がうまくハマれば、価格上昇+利息によって効率よく増やせるかもという都合のいい考えです。
ただし、そんなに大きな期待はしていない
価格変動については不確定要素ですので、問題は利息の部分です。
どのくらいの期間貸すか考えましたが、シミュレーションした結果、短いとほとんどリターンがないことに気付き、1年間にしました。
貸出期間14日の場合
[10,000XRP] × [年利率1%] × [14日/365日] ≒ 3.83XRP
⇒14日後に10,003.83XRPになる
貸出期間1年の場合
[10,000XRP] × [年利率5%] × [365日/365日] = 500XRP
⇒1年後に10,500XRPになる
さすがに貸出期間14日だけだと僕の資金で貸しても高が知れていますね。むしろ貸出ししないほうがよいくらいです。
思い切って1,000万円分くらい預ければ、同じ1%でもかなり違うんでしょうが、その余裕はありません。
貸出後は期間までキャンセルできないので注意
貸出には当然リスクもあります。一度貸し出してしまうと満期が来るまで何もできません。
- 出金・売却・証拠金として使うなどもできない
- リップルが大暴落しても黙って見ているしかない
- coincheck自体が潰れて戻ってこなくなる可能性もある
coincheckが潰れるのは最悪のシナリオですが、もし起きた時にはペイオフがない点で銀行破綻よりもダメージが大きいですね。
coincheckの貸仮想通貨の方法
①貸仮想通貨アカウントにログインする
coincheckのアカウントは用途に応じて切り替えて使いますが、「貸仮想通貨アカウント」になっていることを確認してください。
coincheckのアカウント
- 取引アカウント
- 決済アカウント
- 貸仮想通貨アカウント
②貸仮想通貨アカウントに資金を移動する
振替ページ
振替のページに移動します。
資金を移動します。
厳密にいえば、資金移動の方法は他にもあるみたいですが、僕は「振替」のほうを使いました。
貸仮想通貨アカウントへの入金方法
- 振替
- 入金アドレス
ちなみに少額で試そうとしたら、貸出の最低金額は10万円分相当となっていました。(2017年6月時点)
それからリップルだけは貸し出したい人が異様に多いみたいで制限がかかっていました。
まとめ
貸出後の僕が今できることといえば、リップル自体の価値が急上昇し、1年後もその水準を維持することを祈ることくらいです。
まだまだ仮想通貨がどうなるかわからないという意味では1年という期間はちょっと長すぎたような気もします。
coincheckの貸仮想通貨は最低10万円分相当からなので、少額ならそもそも検討することもできませんが、貸出すほど保有している場合でも期間は考えてから手を出したほうが良いかと思います。
追記
最近はバイナンスを使っています。
なお、以下の招待リンクから口座を開設すれば10%がキックバックされます(ご自由にお使いください)。
申込みはこちら
BINANCE (公式サイト)