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Osmo Action5 Pro vs Action6 どこが変わった?

DJIのOsmo Actionシリーズの6代目はけっこう大きなアップデートになったようです。
どこが変わったのか、日常の記録に使う上で大事なポイントを中心に見ていきましょう。

この記事の対象者

  • DJI Osmo Actionシリーズの購入を検討中だ
  • Action5 ProとAction6のどちらにするか悩み中
  • とにかく違いを確認しておきたい

この記事でわかること

  • 主なアップデート内容
  • あなたはどっちを選ぶべきか

 

今回比較するカメラ

DJI Osmo Action5 Pro

DJI Osmo Actionシリーズ 2024年版。

 

DJI Osmo Action6

従来のアクションカメラの常識を破り、可変絞り式が採用されました。
(低照度下や明暗差のある環境で有利)


 

DJI Osmo Actionシリーズの用途

Osmo Actionシリーズはそのタフさから次のような用途でよく使われているカメラです。

Osmo Actionシリーズの活躍シーン

  • アウトドアスポーツ(ハイキング・ダイビング・キャンプ)
  • バイク・自転車

それに加えて、優れた暗所性能、10ビット D-Log MのカラーフォーマットによってVlog的な撮影でも活躍します。

 

Osmo Action5 Pro vs Osmo Action6 比較表

もっと見る⇒

Osmo Action5 ProOsmo Action6
発売時期2024年9月2025年11月
①デザイン面重量146g149g
サイズ70.5 × 44.2 × 32.8 mm72.8 × 47.2 × 33.1 mm
バッテリー容量1950mAh1950mAh
撮影可能時間
(1080p@24fps)
240分240分
急速充電
ストレージ
SDカード最大1TB最大1TB
内蔵47GB50GB
スクリーン前面1.46インチ1.46インチ
背面2.5インチ2.5インチ
本体防水性能20m20m
動作温度-20°C〜45°C-20°C〜45°C
マグネット式マウント設計
ハンズフリー制御ボイスコントロール
ジェスチャーコントロール
GPS情報記録
②映像面センサーサイズ1/1.3インチ1/1.1インチ
絞りf2.8f2.0~f4.0
ISO100-51200100-25600
ダイナミックレンジ13.513.5
標準4K120fps4K120fps
フリークロップモード4K60fps
スーパーナイトモード4K60fps4K60fps
最大ビットレート120Mbps120Mbps
画角Ultra Wide
-
Wide
Dewarp
Ultra Wide
Natural Wide
Wide
Dewarp
最短撮影距離35cm35cm
アスペクト比16:9
4:3
16:9
4:3
ズームデジタルズームロスレスズーム
NDフィルター装着
カラープロファイルノーマル
HLG
ノーマル
HLG
LogD-Log MD-Log M
ビット深度8-bit
10-bit
10-bit
ビデオファイル形式H.265 H.265
水中色温度センサー
手ブレ補正無効
RockSteady 3.0
RockSteady 3.0+
HorizonBalancing
HorizonSteady
無効
RockSteady 3.0
RockSteady 3.0+
HorizonBalancing
HorizonSteady
マイク数33
定価本体のみ45,000円61,270円

マーカー部分が進化したポイントです。

 

Osmo Action5 ProからOsmo Action6で変わったポイント

①デザイン面

サイズ

カメラ本体が大きく

センサーサイズの変更にともなってカメラサイズが少し変わっています。
画質を上げるための修正ですが、デザインの継続性は失われてしまいました。

(リピーターにとっては前のモデルのアクセサリーの中で互換性がないものも出てきます。)

Osmo Action3あたりから、しばらくワンポイントで赤が入るようなデザインが続きましたが、ブラックを基調としたカラーになりました。

ストレージ

本体ストレージの容量アップ

SDカード+カメラ本体の内蔵ストレージ方式は継続のまま、容量は50GBに変更になりました。

ハンズフリー制御

ジェスチャーコントロール

ジェスチャーによる録画が可能になっています。

 

②映像面

1/1.1インチの正方形センサーを採用

フリークロップモード

4K60fpsのアスペクト比1:1で撮影する「フリークロップモード」が搭載されました。
後からアスペクト比を選択できるため、撮影時に縦横で悩んだり、カメラ本体の向きを変える手間がなくなります。

選べるアスペクト比

  • 16:9
  • 9:16
  • 4:3

 

可変絞り(F値可変)

絞り調整レベルが用意されています。

オート f2.0~f4.0, f2.2~f4.0, f2.4~f4.0, f2.6~f4.0, f2.8~f4.0
固定 f2.8

f2.0は競合となるInsta360やGoProのアクションカメラより明るいです。

スーパーナイトモード

夜間シーンのパフォーマンスが大幅に向上しました。
最大絞りがf2.0になったことで光量が増え、Action 5 Proと比較して、影のディテールがより豊かで、ハイライトの移行が自然です。

スターバースト効果

f4.0に絞ることで、光源に6つの光芒効果を作り出すことができます。

ロスレスズーム追加

画質が劣化せずに高解像度のまま、ズームできるように変更されています。

 

画角

Natural Wideモード

歪みが少なく日常使いに最適な広角が追加されました。

マクロレンズ(別売)

新たなアクセサリーとして別売のマクロレンズを組み合わせることで、最短11cmの最短撮影距離を実現。
f2.0の明るい絞りと相まって、従来のアクションカメラでは難しかったボケを実現し、被写体の細部をクローズアップで捉えることができます。

Vlogでより多くの表現が可能になりそうです。

新型広角レンズ(別売)

スポーツ等動きのある撮影で臨場感アップにつながります。

 

Osmo Action5 Pro vs Osmo Action6 どっちを選ぶ?

 

DJI Osmo Action6を選んだほうがいいパターン

  • 使っているカメラが少し古くて夜間性能に制限を感じている
  • マクロ撮影で使いたい
  • 一つの素材を縦横で使いたい(複数のプラットフォームに投稿する)

性能を基準に選ぶならOsmo Action6で間違いありません。

 

DJI Osmo Action5 Proでもいいパターン

  • 予算が限られている
  • 暗所で使う予定は少ない
  • マクロ撮影で使うつもりはない
  • サブカメラとして導入を考えている

Action6がスペック的に優れているのは間違いないですが、Action5 Proは十分に今の基準をクリアしています。
新商品が出ると1世代前のモデルは値下げされるので、コスパ良く小型カメラを手に入れたいならAction5 Proでも十分です。

 

よくある疑問

DJI Osmo Action6を使えば背景をボカせるんですか

ちゃんとした背景ボケを求めるならマクロレンズが必要になってきます。
また、ボケるといってもミラーレスカメラのようなボケとアルゴリズムが違います。

ボケ感を期待するならOsmo Pocket3のようにオートフォーカスが使えるカメラが依然として有利です。

 

レンタルして判断しよう

僕はこれまでに何台もアクションカメラを使ってきました。
その経験から言うと迷っているなら焦らずにまずはレンタルがオススメです。

買う前にしっかり使って納得すれば失敗しません。

くわしくは下記ページにて。

DJIのカメラをレンタルするならどこ?サービス比較(比較表付き)

 

最後に

いくつかの画期的な変更がありました。

可変絞り搭載で、従来のアクションカメラにくらべて光のコントロールが容易になっています。
また、フリークロップモードによって一回の撮影素材から複数のアスペクト比を使いまわせるのでワークフローがスムーズになります。

これらのアップデート内容にメリットを感じるならAction6を入手することで大きな恩恵を受けられます。

まとめると

撮影頻度がそこまで高くない ⇒ DJI Osmo Action5 Pro
毎日レベルで使う ⇒ DJI Osmo Action6

となります。

KyL

小さい動画カメラ専門ブロガー
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(ブログ & YouTubeで活動)

【好きなもの】
アクションカメラ・散歩

【できること】
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