アクションカメラの購入後に失敗に気付く人もいます。
「これは求めていたものじゃない」
「結局、全然使ってないな」
このような失敗を避けるため
アクションカメラを10台以上使い込んできた経験をもとに
失敗しないリアルな選び方を
はじめての人にわかりやすくシンプルにまとめました。
このガイド通りに進めれば、数あるアクションカメラの中からあなたにあったモデルを選べます。
この記事の対象者
- 個人の趣味で使う(記録・表現のため)
- アクションカメラを使ったことがない
- はじめてなので基礎知識も乏しい
- 以前、アクションカメラを買って失敗したことがある
この記事でわかること
- 失敗しないアクションカメラの選び方(ステップバイステップ方式)
- なぜアクションカメラ選びで失敗するのか
- アクションカメラのタイプ
カメラ選びのよくあるミス初心者編
- 用途を明確にせず選ぶ
- スペックに惑わされる
- 値段で選ぶ
まずはここから!アクションカメラ選びの前に
アクションカメラ選びで失敗する主な原因
自分のやりたいこと・使い方をイメージせずにカメラ選びを始めてしまうことです。
その結果、最初に価格やスペックに目が行きます。
と考えるかもしれませんが、過度にスペックを追い求めても無駄です。
いくらスペックが優れていても、自分が使わない長所なら飾りですよね。
本来、自分に必要のない部分まで気になってしまい、かえって選びにくくなります。
というように価格を基準に決めると、本当は必要な部分を妥協することになります。
なので、まずは 「何を撮るか?」を明確にして「そのシーンに最適なモデル」に絞る。
そして、スペックや価格を最後の段階で比較して判断材料にするのがポイントです。
アクションカメラはモデルごとに強みが異なり、完璧な一台というものは存在しません。
魔法の道具ではないのです。
ある一面ではスペックが良くても、別の角度から見ると弱点にもなります。
例えば、高画質が売りのカメラは、使いやすさ(重さやバッテリー時間・丈夫さなど)が弱点になったりします。
また、軽量で手軽なカメラは暗所での画質が悪かったりして期待したような映像が撮れないことがあります。
結局、一台ですべてをこなそうと思っても難しいんです。
だからこそ
という視点で見たほうがいいのです。
アクションカメラの特徴を把握しよう
それぞれのアクションカメラには特徴(得意・不得意)があります。
それぞれ理解した上で選びましょう。
スマホや他のカメラと比較すると、以下のような特徴があります。
1.耐久性と防水性
アクションカメラは、厳しい環境下での使用を想定して設計されています。
多くのモデルは防水、防塵、耐衝撃性能を備えており、スマホが破損するリスクの高いシーンでも安心して使えます。
水中での撮影や過酷なアウトドア環境(山登り、スキー、ダイビング)でもその性能を発揮します。
2.小型で軽量、ポータブル
アクションカメラは非常にコンパクトで、体やヘルメット、自転車などに簡単に取り付けられます。
特に、両手が塞がっている状態でも撮影できるため、アクティブなスポーツや冒険の記録に最適です。
大きなカメラを屋外への持ち出すのは億劫ですが、アクションカメラは持っていくのが苦になりません。
3.シンプルなメニュー
高級なカメラになるほど設定画面のメニューが複雑で使うのが難しくなります。
アクションカメラはスマホのネイティブカメラよりも色々変更できますが、ミラーレスカメラ等と比べれば全然シンプルです。
初心者でも使いやすいと思いますよ。
4.特殊なアングルや視点での撮影
アクションカメラは、身体やギアに装着することで、独特なアングルから臨場感のある視点での撮影が可能になります。
スマホや他のカメラでは、このようなアングルを捉えることは難しいです。
5.広角レンズと安定した映像
ほとんどのアクションカメラには超広角レンズが搭載されており、広い視野を一度に撮影できます。
加えて、手ぶれ補正機能が進化しており、動きの多いシーンでも安定した映像を撮ることができます。
スポーツやアクションシーンにおいて、この機能は特に重要です。
6.連続撮影やハイスピード撮影が可能
アクションカメラは、高速で動く被写体を連続的に撮影できる点でも優れています。
特に、4K撮影やスローモーション機能を備えている機種が多く、スマホでは実現しづらいダイナミックな映像が撮れます。
7.手が届きやすい価格
一般的に動画用カメラは本体の価格だけでも10万円を超えます。
関連機器を揃えると最低レベル20~30万の世界です。
アクションカメラは最新版で揃えたりしなければ、10万円以内に抑えることができます。
これらの特徴からアクションカメラはアクティビティの記録に非常に有用なツールです。
特徴 | スマホ | アクションカメラ | ミラーレスカメラ | |
---|---|---|---|---|
デザイン | 耐久性 | △ | ◎ | ◯ 一部モデルで耐久性強化 |
防水性 | △ | ◎ | △ 一部防滴 | |
サイズ(ポータビリティ) | ◎ | ◎ | △ | |
シンプルさ | ◎ | ◯ | △ | |
映像 | 多様性 | △ | ◯ | ◎ レンズ交換可 多様性あり |
画角 | △ 標準 広角 | ◯ 広角 超広角 | ◎ 標準 広角 望遠 |
|
安定性 | ◯ | ◎ | ◯ レンズやボディによる手ブレ補正 | |
ハイスピード撮影 | △ | ◎ | ◎ | |
価格 | 低価格~中価格帯 | 中価格帯 | 高価格帯 |
アクションカメラは大手メーカーから選ぼう
アクションカメラと言えば、次の3社が中心です。
手に入る情報量がまったく違うので、初手で知らないメーカーに手を出すのはやめておきましょう。
中でも最近は特にDJIとInsta360の活躍が目立ちます。
アクションカメラというジャンルを確立した老舗GoProですが、いまや勢いが落ちて革新的な製品が作れなくなっているのでオワコン化しつつあります。
早い!シンプル!実践的!ロードマップ
以下の流れに沿って考えていけば、自分にぴったりのアクションカメラを選べます。
ステップ1
使う目的をクリアにするステップ2
タイプを決めるステップ3
同タイプのカメラを比較する(最適なものをチョイス)アクションカメラ決定
------から下の部分は限定公開になります。
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以下に該当する人には向いていません
- すでにアクションカメラを使っている
- ロードマップを見た感じ、わかってることばかりだ
- カメラを持ってるだけで満足だ
- ビジネス・業務で使うカメラを探している
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アクションカメラの選び方を3ステップで解説!ワークシート付き(2000文字)