Insta360からAce Proというアクションカメラが発売されましたね。
見た目がGoProと似ていますが、「何が違うの?」と感じてる人もいるんじゃないでしょうか?
僕自身、気になってGoPro HERO12と比較してみたんですが、けっこう違ったのでまとめてみます。
選ぶ際に参考にしてください。
この記事の対象者
- スポーツや旅など多目的に使えるアクションカメラを探しはじめた
- Insta360 Ace ProとGoPro HERO12で迷っている
- 良い点だけじゃなくてできないことも把握しておきたい
- 自分に合うほうを知りたい
この記事でわかること
- 各カメラの強み・弱点
- あなたに向いているのはどちらか
- 各カメラの人気度(アンケート結果)
今回比較するカメラ
Insta360 Ace Pro
Insta360がライカと共同開発したアクション仕様のカメラ。
Insta360社の中では最もタフなシリーズです。
GoPro HERO12
GoPro社によるスタンダードなアクションカメラ「GoPro HEROシリーズ」の12世代(2023年モデル)。
Insta360 Ace Pro vs GoPro HERO12 比較表
Insta360 Ace Pro | GoPro HERO12 | ||
---|---|---|---|
発売時期 | 2023年11月 | 2023年9月 | |
①デザイン面 | 重量 | 179.8g | 154g |
サイズ | 71.9 × 52.12 × 38.5 mm | 71.8 × 50.8 × 33.6 mm | |
バッテリー容量 | 1650mAh | 1720mAh | |
撮影可能時間 | 最大100分 4K@30fps | 150分以上 1080p@30fps |
|
急速充電 | |||
ストレージ (SDカード) | 最大1TB | 最大1TB | |
前面スクリーン | 0.7インチ | 1.4インチ |
|
背面スクリーン | 2.4インチ フリップ式 | 2.27インチ | |
防水性能 | 本体のみ:10mまで ケース利用時:60mまで | 本体のみ:10mまで ケース利用時:60mまで |
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動作温度 | -20°C〜40°C | -10°C〜35°C | |
マウント設計 | マグネット式 | ネジ穴式 | |
ハンズフリー制御 | ボイスコントロール ジェスチャーコントロール | ボイスコントロール | |
②映像面 | センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.9インチ |
絞り | f2.6 | f2.5 | |
ISO | 100-6400 | 100-6400 | |
アクティブHDR | 自動 | オン・オフ |
|
解像度@最大fps | 8K@24fps 4K@120fps | 5.3K@60fps 4K@120fps |
|
最大ビットレート | 170Mbps | 120Mbps | |
画角 | ActionView UltraWide Dewarp FPV | HyperView SuperView 広角 リニア リニア+水平ロック/水平維持 |
|
最大FOV | Max HyperView 177° ※別売アクセサリーが必要 |
||
アスペクト比 | 2.35:1 16:9 4:3 | 16:9 4:3 8:7 |
|
ズーム | クラリティズーム | デジタルズーム | |
NDフィルター装着 | |||
低照度撮影モード | |||
カラープロファイル | 標準 鮮やか フラット | ナチュラル ビビッド フラット |
|
ビット深度 | 8-bit | 8-bit 10-bit |
|
水中色精度 | アクアビジョン2.0 | ||
手ブレ補正 | オフ FlowState 低 FlowState 標準 FlowState 高 水平維持45度 水平維持360度 | オフ HyperSooth6.0 オン HyperSooth6.0 ブースト 水平維持 水平ロック |
|
自撮り棒除去 | |||
マイク数 | 3 | 3 | |
定価 | 本体のみ | 67,800円 | 62,800円 |
両カメラのデザイン(ユーザビリティ)と映像に関することを中心に表にしてみました。
マーカー部分は比較時のアドバンテージを意味しています。
ここからはいくつかの項目を深掘りし、その後でそれぞれのカメラに向いているパターンをまとめます。
Insta360 Ace Proの特徴
- フリップ式スクリーン
- マグネット式マウント
- 急速充電
- 動作温度
- ジェスチャーコントロール対応
- 低照度のパフォーマンス
- クラリティズーム
- 水中撮影時の色精度が高い
- AI自撮り棒除去
- アプリの完成度
- 耐久性
- やや大きい
- 最大画角
- 10bitカラー非対応
GoPro HERO12よりも良い点
フリップ式スクリーン
背面スクリーンを前に向けられるのは主に2つの場面で活躍しいます。

自撮り時のメリット
- 画角を確認しやすい
- 設定変更時にいちいちひっくり返す必要がない(背面に回り込む必要がない)
GoProにはフリップ式スクリーンがないのでローアングル撮影は感覚頼りになります。
マグネット式マウント
マウントがマグネット式だとカメラの取り外しや移動が本当にスムーズです。

急速充電
充電切れ状態から20分ほど待つだけで使い始めることができます。
クイックチャージ
- 80%まで22分
- 100%まで46分
動作温度
耐寒・耐熱の性能はGoProよりも高いです。
ジェスチャーコントロール対応
ジェスチャーを録画開始の合図として使えます。
:録画スタート&ストップ
:写真撮影用のカウントダウンスタート
低照度のパフォーマンス
GoProと比較して暗いところで撮影した時のクオリティが違います。
主な違い
クラリティズーム
デジタルズームはズームすると画質が下がりますが、Ace Proのクラリティズームはズームしても画質をキープできます。

水中撮影時の色精度(アクアビジョン2.0)
水中撮影での色バランス(鮮やかさや透明度)の補正機能があります。
オン・オフの切替可能。
自撮り棒除去
AIツールで自撮り棒を除去できます。

アプリの完成度(AI編集)
アプリによってAIによる自動編集や生成AIが利用できます。
GoPro HERO12よりも劣る点
耐久性
フリップスクリーンのヒンジ部分は長期的に使っていると経年劣化してしまう可能性が高いです。

サイズ感はやや大きい
ほんのわずかですが、GoProよりも本体サイズが大きくて重くなります。
最大画角
最大画角はGoProよりも狭くなります。
現状、アクションカメラの画角比較ではGoProのMax HyperViewがチャンピオンです。
10bitカラー非対応
最新のアクションカメラは10bitカラーがスタンダードとなりつつある中でAce Proは8bitです。
また、Log撮影には対応しておらず、カラープロファイルはフラットまでとなっています。
GoPro HERO12の特徴
- 故障リスクが低い
- 画角の広さ(FOV最大177°)
- 10bitカラー対応
- 自撮りのしにくさ
- 急速充電なし
- 動作温度のレンジ
- 低照度のパフォーマンス
- ズーム
Insta360 Ace Proよりも良い点
耐久性が高い
修理が必要になるリスクファクターで言えばGoProはInsta360 Ace Proよりも少ないと考えられます。
- フリップ式スクリーンがない
- レンズカバーが交換式となっている
GoProは修理が必要となる要因を極力排除しています。
(GoProであれば、激しいアクションで傷がついてしまったレンズカバーを自力でも交換できます。)
テレビの現場とかでもよく使われていますし、プロが使う仕様としてはいいのかもしれません。

画角の広さ(FOV最大177°)
画角の広さを比較するとMax HyperViewが勝っています。
アスペクト比8:7は複数のプラットフォームで使いやすい
GoProは8:7という正方形に近い縦横比でも撮ることができます。
8:7で撮った素材は撮影後に縦横を決めることを考えると便利です。
10bitカラー対応
カラーグレーディングを楽しみたいと考えているなら10bitカラー&Log対応のGoProのほうが有利です。
8bitでは表現できる色が10bitよりも少なく、色編集の際に色ムラが発生しやすいため。
8bit vs 10 bit
- 8bit:約1600万色
- 10bit:約10億色
色編集の程度にもよりますが、8bitカラーの動画素材だと空などグラデーション部分に縞々が入ることがあります。
よく見ると8bit側はムラが発生しているのがわかりますか?これは8bitで再現できる色が10bitカラーよりも少ないために起こります。
Insta360 Ace Proよりも劣る点
自撮りのしにくさ
自撮りの観点でGoProは遅れてしまっています。
Ace Proの自撮りに有利な機能
- フリップ式スクリーン(画角確認)
- 自撮り棒除去
- ジェスチャーコントロール
旧式マウント
Ace Proだけでなく、DJIのOSMO Actionシリーズでもマグネット式マウントを採用しています。
ネジ穴でマウントするのはそろそろ時代遅れに映りますね。
充電時間がかかる
GoProは急速充電に対応しておらず、満タンまで2時間かかります。
予備バッテリーで解決できる部分もありますが、バッテリーゼロになってしまったらかなり待つ必要があるのは結構キツいです。
動作温度のレンジ
耐寒・耐熱のスペックはAce Proよりも低いです。

低照度のパフォーマンス
GoProは低照度撮影モードがありません。
そもそもセンサーサイズが小さいこともあり、光を取り込める量が少ないので暗所で使うのには不利です。
デジタルズーム
GoProのズーム機能だとズームすると画質が低下するのであまり実用的とは言えません。
Insta360 Ace Proに向いているパターン
- 使いやすさを求めている
- 暗所や水中など特殊な環境で使う
- 写真も撮りたい
- AI編集を使いたい
スマートさ・使いやすさを求めている(Vlog寄りのコンテンツ)
急速充電・フリップ式スクリーン・マグネット式マウント・ジェスチャーコントロール・自撮り棒除去などGoProにはない日常での使いやすさがあります。
また、比較表では省略しましたが、Ace Proにはスマートな機能が追加されています。
GoProには搭載されていない機能
- 録画の一時停止・キャンセル機能
- アプリでのモーションブラー
- AIハイライトアシスタント(AIによるベストシーンのピックアップ)

特殊な環境(暗所や水中)で使いたい
低照度や水中など難しい環境でも優れたクオリティで撮影できます。

写真も撮りたい
ライカと共同開発の品質ということもありますし、単純に解像度比較でもGoProをリードしています。
写真解像度
- Insta360 Ace Pro:4,800万画素
- GoPro HERO12:2,700万画素

AI編集を使いたい
生成AIによって自力ではできないような編集も可能になります。
GoPro HERO12に向いているパターン
- 激しい撮影にも耐えられるクオリティを求めている
- 10bitカラーで撮影したい
(故障リスクの高い)アクションシーンやエクストリームスポーツで使う
アクションカメラは一度故障すると修理で戻ってくるまでにしばらくかかりますし、手続きも大変です(何度か修理を経験している人はAceProのデザインを見るとけっこう故障リスクがあると感じているはず)。
カラーグレーディングをしたい
Ace Proは8bitカラー撮影のみとなっています。

迷ってるならレンタルしてみるのもオススメ
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Ace Proで撮った動画
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