今年もDJI OSMO Actionシリーズの新作シーズンがやってきましたね。
今回はAction5 Proというネーミング変更がありましたが、どんなアップデートがあるのでしょうか?
比較してみます。
この記事の対象者
- OSMO Actionシリーズの購入を検討中だ
- 4から5 Proに買い替えようか迷っている
- 違いを確認しておきたい
この記事でわかること
- 4から5 Proのアップデート内容
- 買い替えメリット
今回比較するカメラ
OSMO Action4
OSMO Actionシリーズの2023年版。
OSMO Action5 Pro
OSMO Actionシリーズの2024年版。
OSMO Action4(OSMO Action4からの主なアップデート内容)
- バッテリー性能アップ
- 4nm高性能チップ採用
- 見やすくなったスクリーン
- 47GBの内蔵ストレージ搭載
- 夜間性能アップ
- 被写体トラッキング機能追加
OSMO Action4 vs OSMO Action5 Pro 比較表
![]() OSMO Action4 | ![]() OSMO Action5 Pro |
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発売時期 | 2023年8月 | 2024年9月 | ||
①デザイン面 | 重量 | 145g | 146g | |
本体サイズ | 70.5 × 44.2 × 32.8 mm | 70.5 × 44.2 × 32.8 mm | ||
ディスプレイ | サイズ | フロント:1.4インチ リア:2.25インチ | フロント:1.46インチ リア:2.5インチ |
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LCD | OLED | |||
ストレージ | 外部 | 最大512GB | 最大1TB | |
内蔵 | 47GB | |||
バッテリー容量 | 1770mAh | 1950mAh | ||
バッテリーライフ (設定) | 最大160分 (1080p@24fps) | 最大240分 (1080p@24fps) |
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急速充電 | 18分 ※DJI 30W USB-C充電器別売 | 15分 ※DJI 30W USB-C充電器別売 |
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マグネットクイックリリース | ||||
防水性能 | 18メートル防水 | 20メートル防水 | ||
動作温度 | -20℃ ~ 45℃ | -20℃ ~ 45℃ | ||
Bluetooth | BLE 5.0 | BLE 5.1 | ||
GPS情報記録 | ||||
②映像面 | センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ | |
レンズ | f2.8 | f2.8 | ||
ISO | 100-12800 | 100-51200 | ||
画角|35mm換算 | FOV155° 超広角|11mm 広角|12mm 標準|15mm | FOV155° 超広角| 広角| 標準| |
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フォーカス範囲 | 0.4m〜 | 0.35m〜 | ||
解像度&最大fps | 標準 | 4K120fps 2.7K120fps 1080p240fps | 4K120fps 2.7K120fps 1080p240fps |
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スーパーナイト 暗所モード | 4K30fps | |||
スローモーション | 4K120fps 2.7K120fps | 4K120fps 2.7K120fps |
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ハイパーラプス | 4K30fps 自動/2倍/5倍/10倍/15倍/30倍 | 4K30fps 自動/2倍/5倍/10倍/15倍/30倍 |
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タイムラプス | 4K | 4K | ||
被写体トラッキング | 2.7K60fps | |||
最大ビットレート | 130Mbps | 100Mbps | ||
動画フォーマット | H.264 H.265 | H.265 | ||
カラー | ノーマル D-Log M 10bit | ノーマル8bit ノーマル10bit HLG10bit D-Log M10bit |
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手ブレ補正 | 無効 RockSteady 3.0 RockSteady 3.0+ HorizonBalancing HorizonSteady | 無効 RockSteady 3.0 RockSteady 3.0+ HorizonBalancing HorizonSteady |
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映像調整 | シャープネス | テクスチャ | ||
風切り音低減機能 | OFF 標準 | OFF 標準 高 |
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マイク数 | 3 | 3 | ||
外部マイク | ||||
価格 | 本体のみ | 44,000円 | 55,000円 |
マーカーの部分が今回の主なアップデート箇所です。
OSMO Action4 ⇒ OSMO Action5 Pro 進化したポイント
デザイン面
ディスプレイ
パネルにOLEDを採用
従来のLCDよりも高性能なディスプレイが使われています。
(コントラスト・応答速度・視野角・電力効率などが優れているという意味)
サイズアップ
ディスプレイサイズがやや大きくなり、見やすさ・使いやすさがアップしています。
ストレージ容量
内蔵ストレージ47GB
ストレージが内蔵されました。

外部ストレージ最大1TBに対応
1TBモデルまでのSDカードを使えるようになりました。
バッテリー
Li-ion 1Sに変更
従来のLiPo 1Sから変更がありました。

バッテリーライフが伸びた
同じ設定で撮影すると5Proのほうが長時間撮影できます。

防水性能
水深20mまでアップ
防水ケースを付けずに水深20mまで潜れるようになっています。
Action4の時点で18mと他のアクションカメラの平均を上回る防水性能でしたが、そこを更新してきました。
映像面
ダイナミックレンジ
4K60fpsでHDR撮影に対応
新型センサーやAIチップによって、暗所での画質が向上しています。
スキントーンも自然
Action4はオートで人物を撮影すると露出がオーバー気味ですが、Action5 Proはちょうどいい具合です。
スーパーナイトモード(スーパー夜間)
低照度の場所でもノイズを抑えて撮れるようになってます(30fps以下で利用可能)。
Action5 ProはISO感度も上がっており、Action4と比較して暗所性能が大きくアップしています。

参考
アクションカメラにおける暗所性能のスタンダードを更新したのがInsta360 AceProです。
暗くなってから使うことを考えるなら選択肢として知っておいて損はありません。
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Insta360 Ace Proのレビュー|暗所に強いアクションカメラのリアル(動画あり)
年末年始はどこに行くにもInsta360 AceProを持ち歩いてました。 AceProの売りとなっている低照度性能を試すため、夜の時間帯にも使ってみたのでそのあたりも踏まえてレビューします。 この記 ...
カラー
ノーマルの色味が大きく違う
Action4よりも彩度が高めになっています。

被写体トラッキング
被写体を常にフレームの中央に配置する機能が追加されています(最大2.7K60fps)。
主にスポーツシーンなどで被写体をフレームアウトさせたくない時に使うようなイメージです。
あるいは縦動画とかにも便利です。
オーディオ
DJIマイクを2台接続可能に
マイクを2台接続できるということで対話型や対談形式のコンテンツにも使いやすくなっています。
残念なポイント
最大解像度が4K
競合メーカーのアクションカメラが5.3Kや8Kに対応していることからすると、4Kがマックスなのはやや物足りない部分だったりします。
とは言え、大きな画面で見るよりスマホやパソコンで見るパターンのほうが圧倒的に多いことから、4Kというのは十分に実用的と言えるでしょう。
最大ビットレートが低い
ビットレートがAction4よりも低くなっています。
これだとディティール部分の画質がAction4より下がる可能性が少なからずあります。
新しいカメラがなぜ、前作よりビットレート低いのか?その理由を考えてみました。
ポジティブに捉えると動画フォーマットをH.265に絞ったことがビットレート低下につながったと考えることができます(H.265はH.264よりも圧縮効率が高いため)。
だとしたら同じビットレートでも画質は維持できるのであまり問題視しなくてもよいでしょう。
逆にネガティブに捉えるとマーケティング的にバッテリー駆動時間4時間としているため、それが嘘にならないように発売直後はビットレート抑えめにしておいてファームウェアアップデートでビットレートを上げようというシナリオがあるのかもしれません。
暗所モード時にシャープネスを変更できない
暗いところで建築物とかがシャープになるのはいいですが、人物の顔などは不自然なほどシャープな印象です。
今後、ファームウェアアップデートなどによって解消されればいいですが、発売時点ではシャープネス変更に対応していません。
この点は注意したいところです。
ノーマルカラーが大きく変更
同じActionシリーズとは思えないほど、色のテイストが変わりました。
色編集をしない人にとってはAction4とAction5 Proを2台体制で運用しづらくなってしまったかと思います。
色編集をする人はD-Log Mで撮影してLUTで色を合わせるという流れになります。
OSMO Action5 Proはこんな人にオススメ
暗所でも綺麗に撮りたい
すでに何度か繰り返していますが、Action5 Proは暗所性能にこだわる人にオススメできます。
低照度の環境で使っても明るく、ノイズも少なく撮ることができます。
アクションで使えるタフなカメラを探している
耐久性の高さを求めるユーザーからの人気ではOSMO ActionシリーズとGoProが2強です。
とくに最近はOSMO Actionシリーズの優れたユーザビリティを支持する人が増えています。
音声も残したい
マイクを2台接続できることから、アクションシーンのみでなく、Vlogやインタビュー形式の動画でもかなり使いやすいです。
スポーツやアクティビティ時に使いたい
ウォータースポーツ(スキューバーダイビング)
防水性能
水深20mまで使える防水性によって水中でも安心して使えます。
色温度キャリブレーション
色温度センサーによって水中でもホワイトバランスと露出を調整し、正確な色合いを再現できます。
ウィンタースポーツ(スキー・スノボ)
防寒性能
マイナス20度まで使えるので雪山でもOKです。
AI編集によって自撮り棒を消せるので見栄え的にも良いでしょう。
自転車・モータースポーツ
GPS機能
映像と同時に走行データをログとして残すのにも使えます。
(別売リモコンでGPSデータを記録して、マップ等を動画上でオーバーレイ表示可能。)
使いやすいカメラを求めている
現在発売されているアクションカメラの中でもユーザビリティが優れたモデルです。
録画開始から撮影開始までのラグがほぼないので、撮りたい時に取り出してRecボタンを押せば撮り逃しも少ないでしょう。
このジャンルのカメラがはじめての人にとってAction5 Proはとっつきやすくてオススメです。
競合カメラと比較して優れたデザイン箇所
- DJIマイクとの連携
- 最高レベルの防水性
- 急速充電
Action4ユーザーが買い替えるメリットはあるか?
夜間の撮影能力にはかなり伸びました。
暗いところでの性能が気になっている人には買い替えメリットが大きいです。
また、DJIマイク2台接続によって使えるコンテンツの幅が広がります。
ちなみに、暗所の強さで評判の高い「Insta360 AcePro」シリーズの新商品が近いうちに発表されることが予想されます。
Insta360はユーザーのフィードバックを柔軟に取り入れるタイプのメーカーでアップデート内容も期待ができます。
Action5 Proといい勝負になりそうです。
同じアクションタイプのカメラなので、とりあえず待ってみてからの判断でもいいかもしれません。
はじめてOSMO Actionシリーズを買うならアドベンチャーコンボがオススメ
Action5 Proは本体とSDカードだけあれば使えますが、屋外で使うならアクセサリーも必要になってくるはずです。
その際に必ず使う必須アイテムが含まれているのがアドベンチャーコンボです。
アドベンチャーコンボに含まれるもの
- 1.5m 延長ロッド(5,940円)
- 多機能バッテリーケース2(8,910円)
- エクストリームバッテリーPlus×2(5,830円✖️2)
アドベンチャーコンボで買えば、各アクセサリーを個別に買うよりも約12,000円以上のお買い得です。
迷ってるならレンタルしてみるのもオススメ
使ってみてよかったら買うくらいの気持ちで一度触ってみてはいかがでしょうか?
↑ひらく
最後に
暗所性能とマイクが印象的でした。
自分でも使ってみたいカメラです。
Insta360 AceProの新作を見た上で購入を検討するつもりです。