「カラーグレーディングってどうやるの?」
このページでは使う編集ソフトに限らず、共通となる考え方、プロセスをシンプルに紹介します。
この記事の対象者
- Log撮影できるカメラを持っててせっかくなら使ってみたい
- 色編集に興味があるけどやり方がわからない
- 基本的な流れを知りたい
この記事でわかること
- 色編集の前提知識
- カラーグレーディングスキルがなくてもいい感じにする方法
カラーグレーディングの流れ

マウスを乗せると動画が再生されます
Step1 Log撮影
Step2 露出調整
Step3 カラートランスフォーメーション(+カラーコレクション)
Step4 カラーグレーディング
Step5 最終調整
なぜこの「順番」なのか?
これは正常化⇒補正⇒演出の順番になってます。
スライダーを闇雲に動かしても一生ゴールに辿り着けない。
途中で迷子になっても直せない。
だからこそ「普遍的な流れ」で進めることが、結局一番の近道なんです。
この順番でやれば、後から前のステップまで戻ることもできます。
各プロセスでのポイント
Step1 Log撮影

編集での調整幅を確保するためにフラットな色味で撮影しておく。
Logで撮影するとノーマルカラーでの撮影よりも明るい部分や暗い部分の情報が残りやすくなる。
Step2 露出調整

撮った素材をニュートラルな状態に整える段階。
まずは明るすぎたり、暗すぎたりしないようにバランスを整える。

左の目もりで0から100の収まるようにします。
100よりオーバーしてると白飛び、0よりも下にあると黒潰れしてることを意味します。
Step3 カラートランスフォーメーション(+カラーコレクション)

カラートランスフォーメーション
コンバージョンLUTを使ってLog素材をRec.709に変換する。
(メーカーが配布していることが多い)
単に適用するだけだと強すぎることもある。
Mix値の調整で効果を弱めることができる。
(Mixの値は50%から80%くらいのほうが自然に見えるかもしれない)
カラーコレクション
次は自然な色味に整える。
コンバージョンLUTを当ててみて自分のテイストに合わない時は以下の順番で調整してみよう。
ホワイトバランス
コントラスト
Step4 カラーグレーディング

最後は表現したい雰囲気や世界観に合ったLUTを適用。

Step5 最終調整

ちょっと気になる部分があれば、露出や彩度を最終調整して完成。
なければこの部分は省略してOK。
まとめ
まずは流れを覚えることから始めてみてください。
ちなみに覚えると言っても暗記とかではありません。
一度理解すれば、まあ、当たり前だよなと思うはずです。
Step1~3(正常化・補正)⇒ 素材を「ゼロ」の状態に整える(誰がやってもほとんど同じ部分)
Step4・5(演出)⇒ クリエイティブLUTの出番(自分のスタイルが出る部分)
スキルがなくてもいい感じにできるポイント
自分で0からグレーディングする必要はありません。
このスキルをマスターするのには膨大な時間がかかります。
プロのカラリストが開発したLUTやプラグインが簡単に手に入る時代。
1つあたりせいぜい数千円程度なのでそれらを利用させてもらったほうがイージーです。
参考サイト
やり方はなんとなくわかったけど「やっぱり、カラグレは設定が難しそう……」という方へ
参考サイトで購入できるLUTは素晴らしいです。
ただ、慣れないうちは使い方に困ってしまうことも少なくありません。
とりあえず、僕がタイでの空気感を美しく残すために調整したLUTがあるのぜひチェックしてみてください。
(今回の説明でも実際に使っています。)
まずは試しに「色が変わる楽しさ」を一度でも体感してほしいから手に取りやすい価格にしてます。
導入でつまづいたら全力でサポートします。