個人的にハンズフリーカメラといえば、Insta360 GOシリーズ。
GO Ultraの最大の進化は大型センサーの搭載ですが、それによってデザインや使い勝手も大きく変わっています。
実際に使って感じたメリット・デメリットを正直にまとめました。
この記事の対象者
- Insta360 GO Ultraが気になっている
- GO Ultraでできることを把握したい
- ビミョーな点も知っておきたい
この記事でわかること
- GO Ultraの良い部分と伸びしろ
- よくある疑問・質問
- あなたにGO Ultraが必要か
Insta360 GO Ultraはどんなカメラ?


GOシリーズの5代目。
前モデル比で221%大型化した1/1.28インチセンサーと新開発の5nm AIチップを搭載し、ポケットサイズの携帯性はそのままに画質が大幅に進化しました。
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Insta360 GO Ultraはどんな使い方ができる?
手持ち撮影

遠隔プレビュー・操作

カメラを設置した場所から離れてから録画を開始したり、プレビューをしたりができます。
他のアクションカメラでもアプリと無線接続すれば、可能ではありますが、その一手間が結構重かったりします。
磁気ペンダントを使ったPOV撮影


簡易クリップを使ったハンズフリーPOV撮影

他にも別売のマウントによってバイクやドライブに使用もできます。
また、カメラ本体部分はIPX8防水(水深10m対応)なので、サーフィンや水中での撮影も可能です。


(アクションポッドはIPX4防滴のため、水中での使用は不可)
Insta360 GO Ultraでどんな映像が撮れる?
準備中
Insta360 GO3Sからの進化
以下の表のマーカー部分が主な進化ポイントを意味しています。
| Insta360 GO3S | Insta360 GO Ultra | |||
|---|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年6月 | 2025年8月 | ||
| ①デザイン面 | 重さ | 39.1g(本体) 96.3g(ケース) | 52.9g(本体) 108.5g(ケース) |
|
| サイズ | 54.4 x 25.6 x 24.8mm(本体) 63.5 x 47.6 x 29.5mm(ケース) | 46 x 45.7 x 18.3mm(本体) 70.4 x 48.8 x 33.3mm(ケース) |
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| バッテリー | 1080p 30fpsで撮影 | 本体のみ38分 ケース併用時Max140分 | 本体のみ 70分 ケース併用時Max 200分 |
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| 急速充電(0-80%) | 本体のみ23分 (ケース併用時47分) | 本体のみ12分 (ケース併用時18分) |
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| ストレージ | 64GB, 128GB | SDカード式 | ||
| タッチスクリーン | 2.2インチ | 2.5インチ | ||
| 防水性能 | 本体 | 10m防水 | 10m防水 | |
| アクションポッド(ケース) | IPX4 | IPX4 |
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| ブルートゥース | 5.0 | 5.4 | ||
| ボイスコントロール | ||||
| ジェスチャーコントロール | ||||
| 録画キャンセル | ||||
| Apple Find My | ||||
| カラー | 白 黒 | 白 黒 |
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| ②映像面 | センサー(インチ) | 1/2.3 | 1/1.28 | |
| 絞り | F2.8 | F2.85 | ||
| ISO | 100-3200 | 100-6400 | ||
| 画角(35mm換算) | 16mm メガ広角FOV 超広角 アクション広角 デワープ 狭角 | 14.27mm メガ広角 超広角 アクション広角 デワープ リニア 45°水平ロック 360°水平ロック |
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| 最短撮影距離 | 50cm | 30cm | ||
| 解像度 フレームレート | 標準 | 4K 30/25/24fps | 4K 60/50/48/30/25/24fps |
|
| FreeFrame動画モード (アスペクト比変更可能) | 4K 30/25/24fps | 4K 30/25/24fps |
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| タイムシフト | 4K 30fps | 4K 30fps |
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| タイムラプス | 4K 30fps | 4K 30fps |
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| スローモーション | 2.7K 100fps | 2.7K 120fps |
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| プリ録画 | 4K 30/25/24fps | 4K 30/25/24fps |
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| ループ録画 | 4K 30/25/24fps | 4K 60/50/48/30/25/24fps |
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| アクティブHDR | Dolby Vision対応 | 4K 30/25/24fps |
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| PureVideo | 4K 30/25/24fps |
|||
| Clarity Zoom | ||||
| 最大ビットレート | 120Mbps | 180Mbps | ||
| 動画コーデック | H.264 | H.264 H.265 |
||
| カラープロファイル | Rec709 | 標準 鮮やか フラット | 標準 鮮やか |
|
| 手ブレ補正 | FlowState | FlowState | ||
| マイク穴 | 2 | 2 | ||
| 定価 | 61,800円(64GB) 65,800円(128GB) | 64,800円 | ||
ここからもわかりますが、GOシリーズのコンセプトはそのままにデザインを大きく修正してきています。
単なるマイナーアップデートではなく、センサーから設計し直しです。
GO3Sからの特に大きな変更点は以下の通りです。
- センサーサイズの大型化(1/1.28インチ)
- microSDスロット式採用(内蔵ストレージ廃止)
- バッテリー駆動時間の大幅延長(前モデルの約2倍)
変更点はInsta360 GO3S vs Ultra どこが変わった?にまとめました。
一つ一つ知りたい人はチェックしてみてください。
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Insta360 GO3S vs Ultra どこが変わった?
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Insta360 GO Ultraを使って気に入ったポイント
①センサー大型化による圧倒的な描写力の向上

GO Ultraで最も評価したいのは画質の向上です。
1/1.28インチへのセンサー大型化は数字以上のインパクトがあります。
ダイナミックレンジが大幅に広がり、シャドー部分の情報量が増えているのが一目瞭然です。
色の再現性も高くなっており、全体的に立体感のある映像になっています。
②microSDスロットの搭載でストレージ問題が解消

GO3Sまでの内蔵ストレージ固定という制限がなくなり、最大2TBのmicroSDカードが使えるようになりました。
長時間撮影や4K/60fps撮影でもストレージ不足を気にせず使えます。
③バッテリーが大幅に長持ちするようになった

4Kで使うと、カメラ単体で60分、アクションポッドと組み合わせて170分の撮影が可能です。
GO3Sのアクションポッド併用時と比べても大幅に伸びており、長時間のアクティビティにも対応できるようになりました。
急速充電もさらに高速化し、0%から80%まで約12分で充電できます。
④アクティブHDRモードの追加

明暗差が激しいシーンでも自然な色彩と明るさを保てるアクティブHDRモードが搭載されました。
逆光や晴天のアウトドアといったGOシリーズが苦手としていた条件でも、より安定した映像が撮れるようになっています。
Insta360 GO Ultraの残念なポイント
性能は大幅に向上しましたが、まだ課題もあります。
本体サイズが大きくなった
GO3Sと比べて一回り大きくなりました。
「世界最小クラス」という特長は少し弱まっています。
装着感を最優先する人には気になるところです。
10bitカラー未対応
編集時に色まで調整したい人にとって見れば8bitだと物足りないと感じるかもしれません。
でも、使ってみた感想として、個人的には「意外と使えるな」でした。

マウスを乗せると動画が再生されます
GoProやDJIから近年出ているアクションカメラは10bitカラー対応が標準となっているので、Insta360のカメラでも将来的には対応してもらいたいです。
過去のGO3S用アクセサリーの多くが使えなくなった
デザイン変更に伴って、過去にGO3S向けに購入したレンズガードやNDフィルターはそのままでは使えない場合があります。
買い替え時は注意が必要です。
Insta360 GO Ultraを買う前に知っておきたいポイント
画質は他のアクションカメラより良いの?
1/1.28インチの大型センサーを搭載したことで、同サイズ帯のカメラとしては最高クラスの画質になりました。
ただし、最優先事項として画質を求めるのであれば、従来型のアクションカメラも引き続き比較・検討する価値があります。
(GoPro、DJI Osmo Actionシリーズ、Ace Pro 2など)
熱停止しないのか
これまでのところ、熱で停止することなく使えています。
4K60fpsで長時間撮りっぱなしにしても停止しなかったという報告が複数あります。
とは言え、高解像度ハイフレームレートで長尺動画を撮るとカメラ内部で熱が発生し、止まる原因にはなります。
高負担状態(例:4K60fps・無風・気温30度超え・長時間撮影など)で使う時は熱停止リスクも頭の片隅で意識して使ったほうがいいでしょう。
バッテリーのもちはどう?
メーカーの公表データによるとカメラ単体で60分、アクションポッドと組み合わせて170分の撮影が可能です(4K室温・25℃・スクリーンとWi-Fi無効化の条件下)。
実際の撮影環境では設定や気温によって変動しますが、GO3Sから大幅に改善されていることは間違いありません。
メーカー公表データ
- GO Ultra+アクションポッド:最大170分
- GO Ultraのみ:最大60分
- 急速充電:0%→80%まで約12分
カメラをアクションポッドから取り出したり、戻したりする頻度が多いとバッテリー消費が多くなります。
丈夫ですか?
GOシリーズの売りはタフさより携帯性・ウェアラビリティです。
素材感はプラスティック主体のため、大きな衝撃や落下には注意が必要です。

シェアサイクルに乗ろうとした時に落としてレンズガードが割れました。
とはいえ、カメラ本体は防水IPX8(水深10m対応)ですし、レンズ交換もできますし、乱暴に使わない限り、十分な丈夫さを備えていると感じます。
ワイヤレスマイクは使える?
ワイヤレスマイクは対応しています。
より確実に音声を残したい時の選択肢としてワイヤレスマイクは持っておきたいアイテムになります。
対応マイク
- Mic Air
- DJI Mic Mini
- DJI Mic 2
- Apple AirPods 4
- Apple AirPods Pro 2
- Redmi Buds 5 Pro
- vivo TWS 2
あったほうがいいアクセサリーは?
一般的な使い方ならまずは標準セットでOK
標準キットには磁気ペンダント、マグネット式簡易クリップ、レンズガード、クイックリリースセーフティコードが付属しており、基本的な使い方はこれで対応できます。
GO3Sと同じように使うならピボットスタンド&三脚撮影も必要


特定の撮影目的があるなら
用途に応じて複数のパッケージがあるので公式サイトでチェックしてみてください。
Insta360 GO Ultraのキット
ストレージはどうすればいい?

GO UltraはmicroSDカードが別売です。
本体購入時に必ず準備しておきましょう。
個人的な感覚ではGO Ultraだと1回の撮影では128GBで十分です。
ストレージが満タンになるよりもバッテリーのほうが先に充電切れになります。
ちなみに4Kのクリップをちょこちょこ撮って、その日のうちにバックアップとってるスタイルです。
Insta360のアクションカメラで使うSDカード選びのポイントはInsta360のカメラ用マイクロSDカード 失敗しない選び方にまとめました。
どこで買えばいい?
Insta360の公式サイトがオススメです。
公式サイトのメリット
- 特典付き
- 価格保証
価格保証あり
購入して7日以内に値下げ等があった場合、差額の返金を請求できます。
Insta360公式サイトへ飛びます
Insta360 GO Ultraはどんな人にオススメのカメラか
以下に該当したらGO Ultraが向いています。
- 1人称視点で撮れるカメラを探している
- 目立たなさも求めている
- 画質にこだわりたい
- 暗所でもGOシリーズを使いたい
- 長時間撮影したい
POVショット撮影のカメラとして間違いない
自分の視点を共有するためのカメラとしてはGOシリーズがベストです。
軽さや身につけやすさが際立っており、GO Ultraはそこに高画質と長時間バッテリーが加わりました。
GOシリーズで妥協なく使いたいなら、現時点でGO Ultraが最良の選択です。
ステルス性あり
ハンズフリー状態なので近距離にいない限り、撮影している感が出にくく、自然な表情を撮るためには有利です。
本体カラーはミッドナイトブラックとアークティックホワイトの2種類あります。
GO Ultraの色に馴染む服を選べば、周りに警戒感を与えないようにできます。
日中から夜間まで幅広く使える
前提として、自然光のもとで使った時が一番活躍しますが、
PureVideoモードとアクティブHDRの搭載により、これまでGOシリーズが苦手としていた暗所や明暗差の激しいシーンでも使えるようになりました。
特にカメラを固定して撮るならブレる心配もないので十分でしょう。
さらにバッテリーライフが改善され、ストレージ容量を自分でコントロールできるようになったことで長めのクリップの撮影も対応できるようになっています。
GO3Sユーザーの買い替え先として
GO Ultraではアクションポッドがリデザインされており、GO3Sとの互換性はありません。
ただし、センサーの大型化・microSD対応・バッテリー強化など確実に進化したポイントが多く、買い替える価値はあります。
Insta360 GO Ultraをレンタルできるサービス
本当に気に入ったら買い取るくらいの気持ちで一度レンタルしてみるのも悪くないですよ。
比較表付き:Insta360のカメラをレンタルするならどこ?サービス比較
最後に
「ストレージ外部化」
「バッテリーパフォーマンスアップ」
「暗所性能改善」
GO3Sの弱点がちゃんと修正されてるのはさすがInsta360です。
GOシリーズのハンズフリーというコンセプトが好きで「もっと画質が良ければ」と感じていた人には、素直におすすめできる一台です。