Insta360 X5の発売から約1年。
シリーズ6作目となるX6が登場しました。
どこがアップデートされたのか、さっそく見ていきましょう。
この記事の対象者
- Insta360 Xシリーズの購入を検討中だ
- X5とX6のどちらにするか悩み中
- 360度カメラを買い替えようか迷っている
- とにかく違いを確認しておきたい
この記事でわかること
- X5からX6のアップデート内容
- あなたはどっちを選ぶべきか
今回比較するカメラ
Insta360 X5
Xシリーズの5世代目。
1/1.28インチの大型センサーと交換式レンズを搭載した360度カメラです。
使ってみた:Insta360 X5のレビュー
Insta360 X6
Xシリーズの6世代目。
1インチ相当のデュアルSonyカスタムセンサーを搭載し、8K50fps・Dolby Vision・内蔵ストレージなど大幅な進化を遂げた2026年のフラッグシップモデルです。
主なアップデート
- センサーサイズ:1/1.28インチ → 1/1.1インチ(33%大型化)
- バッテリー:88分 → 140分(51%向上)
- 防水:15m → 20m
- スクリーン:2.5インチLCD → 2.32インチOLED
- 内蔵ストレージ47GB追加
- 8K50fps・Dolby Vision・10-bit対応
Insta360 X5 vs X6 比較表
もっと見る⇒
| Insta360 X5 | Insta360 X6 | |||
|---|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年4月 | 2026年8月 | ||
| ①デザイン面 | 重さ | 200g | 196g | |
| サイズ | 46.0 x 26.2 x 124.5mm | 50.0 x 100.0 x 40.0mm | ||
| バッテリー | 容量 | 2400mAh | 2600mAh | |
| 撮影可能時間 | 88分(8K30fps) 135分(5.7k30fps) 185分(5.7k24fps) | 140分(8K30fps) | ||
| 急速充電 | 20分 | 24分で80% |
||
| 内蔵ストレージ | 64GB | |||
| SDカード | 最大1TB | 最大1TB | ||
| タッチスクリーン | サイズ | 2.5インチ LCD | 2.32インチ OLED | |
| 明るさ | 最大1,200nit | |||
| 防水性能 | 15m | 20m | ||
| 動作温度 | -20℃〜40℃ | -20℃〜40℃ | ||
| Bluetooth | 5.2 | 5.3 | ||
| 全画面プレス | ||||
| イメージング・チップ | 5nm AIチップ デュアル | トリプルAIチップ | ||
| ②映像面 | センサー(インチ) | 1/1.28 | 1/1.1 | |
| 絞り | f2.0 | f2.0 | ||
| ISO | 100-6400 | 100-6400 | ||
| 360度モード | 8K30/25/24fps 5.7K+30/25/24fps 5.7K60/50/30/25/24fps | 8K50/30fps |
||
| PureVideo | ||||
| 広角動画 | シングルレンズモード | 4K60/50/30/25/24fps | 5K60fps 4K120fps |
|
| InstaFrame2.0 | 4k | 4k |
||
| タイムラプス | 11k | 11k |
||
| タイムシフト | 8k | 8k |
||
| バレットタイム | 5.7k120fps | |||
| ループ録画 | ||||
| カラープロファイル | 鮮やか 標準 フラット I-Log | 標準 Dolby Vision I-Log |
||
| ビット深度 | 8-bit | 10-bit | ||
| 手ブレ補正 | ステレオマイク (ウインドガード内蔵) 外部マイク対応 | 360度風防マイク 外部マイク対応 |
||
| オーディオ | ステレオマイク 外部マイク対応 | 360°ウインドガード付きマイク 外部マイク対応 |
||
| Mic Air | ||||
| Mic Pro(直接接続) | ||||
| AIディレクター | ||||
| 定価 | 84,800円 | 118,000円 | ||
両カメラのスペックを2つに分けてみました。
①デザイン面(ユーザビリティ)
②映像面
主な進化ポイントにはマーカーを引いています。
X6の進化ポイント
①デザイン面
軽量化(200g → 196g)
X5(200g)からX6(196g)へとわずかに軽量化されました。
本体形状もよりコンパクトな正方形寄りに変わっています。
OLEDスクリーンに変更
X5の2.5インチLCDから、X6では2.32インチOLEDになりました。
サイズはやや小さくなっていますが、OLED特有の深みのある黒と鮮やかな発色で視認性が向上しています。
最大輝度1,200nitにより日差しの強い屋外でも確認しやすくなっています。
OLEDはLCDと比べてコントラスト比が高く、色の再現精度も向上しています。
タッチ操作のフィードバック機能
X6では操作時に振動でフィードバックが返る機能が追加されました。
誤タッチを防ぎやすく、撮影中の操作ミスを減らせます。
防水性能アップ(15m → 20m)
水深対応がX5の15mからX6の20mへ強化されました。
ケースなしでダイビングやウォータースポーツに対応しやすくなっています。
内蔵ストレージ(47GB)搭載
X5にはなかった内蔵ストレージがX6で搭載されました。
SDカードなしでもすぐに撮影を始められます。
交換式レンズ 2.0
X5から対応しているセルフレンズ交換がさらに改良されました。
耐傷性能がX5比5倍に向上し、アクティブな環境での使用に強くなっています。
②映像面
センサーサイズアップ 1インチ相当へ
X5の1/1.28インチから、X6では1/1.1インチのデュアルSonyカスタムセンサーへ進化しました。
360度撮影時にはアスペクト比4:3で1インチセンサー相当の撮像面積を実現。
センサーが33%大きくなり、より多くの光を取り込めます。
物理的にセンサーが大きいほど1ピクセルあたりの受光量が増え、デジタル補正への依存度が下がります。
暗部の情報量が増えるため、よりナチュラルな仕上がりになります。
8K50fps対応(X5は8K30fps止まり)
360度動画の最大フレームレートが30fpsから50fpsへ引き上げられました。
これにより、1コマがシャープになります。それが連続で並ぶので映像はなめらかに見えます。
またフレームレートが高い映像はスロー再生もできます。
フラット動画 5K60fps & 4K120fps対応
X5の4K60fps止まりから、X6では5K60fps・超広角フラット動画が可能になりました。
4K120fpsにも対応し、スロー映像のクオリティが大きく上がっています。
バッテリー51%アップ(8K30fps: 88分 → 140分)
8K30fps撮影時のバッテリー持ちがX5の88分からX6の140分へ大幅に延びました。
バッテリー残量を気にしながら撮影するストレスが減ります。
10-bit対応 & Dolby Vision(360度カメラ世界初)
X5は8-bit I-Log止まりでしたが、X6では10-bit I-Logに対応しました。
さらに360度カメラとして世界初のカメラ内ネイティブDolby Vision対応を実現。
10-bitは8-bitの4倍以上の階調数を持ち、色調の変化がよりなめらかになります。
ダイナミックレンジもX5の13.5ストップからX6の14.5ストップへ拡大。
明暗差の激しいシーンでも白飛び・黒つぶれを抑えやすくなっています。
アクティブHDRはX6ではすべての解像度設定で使えるように標準化されました。
X5では設定による縛りがありましたが、X6ではユーザーが意識せずに使えます。
I-Logも同様に解像度の縛りがなくなり、どの設定でも選択できます。
AIディレクター・PanoMind搭載
Insta360独自のマルチモーダルAI「PanoMind」により、30種類以上のシーンを自動認識してハイライトを抽出します。
「AIディレクター」機能では充電中に自動で映像を編集してスマートフォンに送信してくれるため、編集の手間を大きく省けます。
360度風防マイク
X5のウインドガード内蔵から、X6では360度全方向の音を収録しながら風切り音を低減する専用マイクにアップグレードされました。
X5は風切りマイクガードは背面のみの構造でした。
X6は全方向に対応した設計になっており、どの向きから撮影しても風切り音対策が機能します。
インスタフレーム2.0
人物・ペット・物体をワンタップでロックして自動追従する機能です。
バーチャルジンバルカメラとして機能し、4K30fpsのフラット動画をリアルタイムで出力できます。
事後のフレーミング作業が不要なため、日常のVlog撮影を効率化できます。
X6の課題点
次作以降に持ち越された課題をまとめます。
スクリーンのサイズダウン
OLEDへの変更で表示品質は上がりましたが、2.5インチ(X5)から2.32インチ(X6)と画面サイズは小さくなっています。
バッテリー互換なし
XシリーズはX5までモデルごとにバッテリーが変わっており、X6もX5との互換はありません。
追加バッテリーの購入をためらう原因になっています。
価格アップ
X5(¥84,800)からX6(¥118,000)へ大幅に価格が上がっています。
予算との兼ね合いで判断が必要です。
よくある質問
X5ユーザーは買い換えたほうがいい?
センサーサイズ・バッテリー・映像クオリティのアップデートは大きく、ヘビーユーザーには魅力的な内容です。
一方で、X5もすでに高い水準の360度カメラです。
今回のアップデートのうち、X5に反映されるものもあるようです。
買い換えるのは「今の撮影で不満がある場合のみ」です。
後悔しないための「買い換え判断シート」をチェックする ⇒ 買い換え判断シート
参考|Insta360を積極的に買取しているサービス
Xシリーズに必要なアクセサリーは?
「自撮り棒」はXシリーズにおけるマストアイテムです。
「レンズキャップ」も本体と同時に準備しましょう。
X5を選ぶ場合はアクションカメラ対応の「SDカード」も必要です。
X6は内蔵ストレージ(47GB)があるのでSDカードなしでも撮影可能。
ただし長時間・高解像度撮影では容量が足りなくなるので用意しておくと安心です。
何回か使っているうちに必要を感じたものを買い足すのがオススメです。
Insta360はどこで買うのがいいのか?
公式サイト一択です。
パッケージ販売されていて必要なアイテムがいっぺんに揃います。
修理時送料往復無料など保証の観点でも安心感が違います。
Insta360 Xシリーズ全体を比較したい
Insta360 各シリーズの違いを比較 どのカメラを選ぶ?
Insta360 X5 vs X6 どっちを選ぶ?
Insta360 X6を選んだほうがいいパターン
- バッテリー持ちに不満を感じていた
- 10-bit / Dolby Visionなど映像クオリティにこだわりたい
- 内蔵ストレージだけで済みそう
- 夜間・室内撮影でさらに高画質を求めている
最新スペックを求めるなら迷わずX6です。
センサー・バッテリー・映像クオリティのすべてで上位互換になっています。
Insta360 X5でもいいパターン
- X6だと予算オーバーになる
- 現状のX5スペックで撮影に不満がない
- 10-bit・Dolby Vision・5K60fpsはオーバースペックだと感じる
- X6発売で値下がりしたX5をコスパで選びたい
X5は今もハイエンドの360度カメラです。
X6の登場によって値下げされているX5を「あえて選ぶ」のは十分にアリな判断です。
レンタルして判断しよう
これまで何台もアクションカメラを使ってきた経験から言うと、迷っているならまずはレンタルがオススメです。
手元に置いてしっかり使って納得した上で購入すれば失敗しません。
最後に
予算に余裕があり最高画質を求めるならX6一択です。
とはいえ、X5でも十分満足できる水準にあるため、コスパ重視であればX5も有力な選択肢です。
コスパ重視・今のスペックで十分 ⇒ Insta360 X5
最高スペック・映像クオリティにこだわる ⇒ Insta360 X6