10年ほどMacbook Proをメイン機として愛用していましたが、買い替えはMac miniにしました。
今後、もっとも長い時間、使うのはMac miniになりそうです。
選んだのはM1 Mac mini
Appleが独自開発したCPU「M1チップ」を搭載している話題の新作です。
今回買ったMac mini
CPU:M1
メモリ容量:8GB
ストレージ容量:256GB
値段:72,800円+税
カスタマイズすると届くまでに時間がかかると知っていたので、そのままの状態で買いました。
4年前に買ったMacbookPro(カスタマイズ済)
CPU:Core i7
メモリ容量:16GB
ストレージ容量:256GB
値段:228,800円+税
メモリ容量や値段だけを見ると随分と妥協してしょぼいモデルを買ったように見えますが、実は違います。
M1という新CPUのおかげでパフォーマンスは明らかに今回買ったもののほうが上でした。
その後、何事もなかったかのようにあっさり解決した
ベンチマークを測ったところ、ダブルスコアのパフォーマンスを発揮してくれている pic.twitter.com/SnAailqlpt
— 𝐊𝐲𝐋 (@KYL_desu) November 27, 2020
日常的にPhotoshopやFCPXを使う僕としては性能が上がってくれて素直にうれしいです。
もう一つラッキーだったポイントとして、値段は3分の1以下になったことです。
Mac miniにした理由
動画編集環境をもうちょっとだけ良くしたかった
もっと気軽に動画を編集できる環境を求めているところでした。
これまで使っていたMacbook ProはCPUがCore i7でしたが、動画編集をするのにはちょっと物足りなくなっていました。
というのも、Core i7の第6世代なのでちょっと古いんですよね(最新は第11世代だそうです)。
Mac miniのM1は、Core i9に相当する(らしい)ので性能としては上です。
大体のイメージ
- Core i3:エントリー
- Core i5:中間(動画編集の最低ライン)
- Core i7:ハイエンド
- Core i9:最上位(4K動画編集するならここが最低ライン)
持ち歩く予定がほとんどない
ノート型を選ぶ理由としてはやはり携帯性ですが、自宅にいる時間が長くなり、外に持ち出す機会が大幅に減少していることに気づきました。
「いざというときにラップトップ(ノート型)のほうが便利そうだな」と考えてMacbook Proを選んでたわけですが、そういういざという時ってはなかなか来ないものですね。
10年間で数えるほどしかなかったです。
そもそも僕はHSP傾向があり、コロナ以前から外では作業が捗らないタイプなので、カフェとかに行ってもスマホをいじるくらいです。
旅行先でもタブレットがあれば事足りてました。
「いや、でも、家の中で持ち歩くこともあるからやっぱりラップトップのほうがよくない?」とも考えましたが、自宅で使う時間の99%はMacbookProを外部ディスプレイに繋いで使っています(クラムシェルモード)。
そう考えると、かなり前からラップトップである必要などなかったのかもしれません。
すでにいつMac miniが来ても使える状況があった
MacbookProからMac miniの乗り換えると周辺機器は必要になります。
- ディスプレイ
- キーボード
- マウス
- (ケーブル類)
- (バックアップ用SSD)
など
これらをいっぺんに揃えるとなると面倒だし、予算的にも迷ってしまう感じになります。
(多分、10万くらいかかるでしょうか?)
その点で言えば、すでにクラムシェルモードで使っていることもあり、自宅には周辺機器が揃ってました。
Mac miniを買えば、手にした瞬間から使い始められる環境があったのであまり躊躇することはありませんでした。
MacbookProは故障時に面倒
MacbookProを長く使っていたので嫌なところも見えていました。
代表的なのが、MacbookProだと一部が壊れた時でもAppleに修理に出さないといけないんですよね。
例えば、よくあるのが
- モニターに線が入った(割れた)
- キーボードの特定のキーが動かない
- バッテリーが膨張した
など
これだと本体に異常があるわけじゃないのにいちいち作業が止まってしまいます(何度も経験済)。
その確率が高いのが嫌でした。
一方、Mac miniにしておけば、どこかのパーツがダメになった時でもその故障した部分だけ、別のを使って乗り切ることが可能です。
(もちろん、本体に問題が発生すればダメですが)
メモリ8GBのモデルを選んだ理由
待ち時間的な問題
カスタマイズのために待つのが嫌だったからです。
ここは正直、16GBを選ぶに越したことはないけど、感覚的に大丈夫だろうと判断しました。
仮に足りなければ、すぐに返品するつもりでした。
ちなみにAppleの公式サイトで買っておけば返品しやすいので個人的には公式で買うのがおすすめです。
ポイントの関係で家電量販店で買ったほうがお得感はあったりしますが、返品のルールはよく把握した上で決めたほうがいいですね。
買取時の問題
少ない経験上での話ですが、カスタマイズされたモデルって多分、買取時にそこまで評価されないみたいなんですよね。
せっかくフルカスタマイズして自分的には付加価値が上がったと思っても、買取業者的には「余計なことしなくていいよ」みたいな扱いで査定額もしょっぱい感じになります。
なので「吊るしの状態でもいいかな」って感じです。
ストレージを256GBにした理由
これまでの環境で十分だったからです。
ポータブルSSDに繋いでいるのでわざわざ本体のストレージを足す必要はありませんでした。
↓を愛用しています。
Mac mini M1の残念なところ
メモリを後から増設できない
多分、やろうと思えばできるんでしょうが、比較的面倒な感じです。
構造上、ひと手間かかるようになっています。
また万が一、自分でやって失敗するとAppleCareの保証対象外になるなどのリスクも織り込んでおかないといけません。
Boot Campが使えない
僕はMacbook Proを使っていた時、Windowsを動かすために稀にBoot Campを使うことがありました。
ところが、M1はBoot Camp非対応。
今後、Windowsを使いたい時の対応を検討する必要が出てきました。
(まあ、その分、ストレージ空きができたのは良かったですが。)
Mac mini M1はどんな人におすすめか
机での作業がメイン
持ち出して使うより、家の中で使う機会が圧倒的に多いならMac miniがいいです。
寝っ転がって使いたいときとかはタブレットを使いましょう。
ただ、極論すれば、持ち出せないこともないかと思っています。
例えば、会社と自宅の両方に作業環境が揃っていれば、Mac miniだけを持ち歩くなんてことも可能ですね。
▼旅行に行く時に持ち出してみました。
MacbookじゃなくてMac miniとモバイルディスプレーを旅先に持ってきています
普通に快適 pic.twitter.com/WbEGEvNgvP
— 𝐊𝐲𝐋 (@KYL_desu) November 28, 2022
特殊なソフトを使わない
使い方次第ですが、従来のIntelモデルからM1モデルに変えても基本的に今まで通り使えます。
少なくともAdobeやAppleのソフトは問題ありませんでした。
あえて言えば、Boot Campが使えなくなりましたが、もし使わないのであれば、M1でいいと思いますね。
周辺機器が一通り揃っている
はじめてだったりするとノートPCを買っちゃったほうが安くなる可能性が高いです。
その後
使いはじめて約2ヶ月経ちましたが、特に目立った問題は起きていません(2021年1月後半時点)。
MacbookPro時代はポートが左右に付いていて、若干使いにくかったですが、Mac miniは一箇所にまとまっているので便利ですね。
おかげで机の上も広く使えています。
それから冷却ファンの音もまったくしなくて信じられないくらい静かで最高です。
参考
今使っているMacを買い取ってもらって資金にするならいくつかの方法があります。
- Apple公式
- 総合リサイクルショップ
- Mac専門買取業者
Apple公式なら安心感もあっていいですが、ぶっちゃけそこまで高価な買取は期待できないため、専門業者でも査定してみることをオススメします。
Apple公式:Apple Trade In