スマホ以外でショート動画を撮るなら何を基準にカメラを選べばいいのでしょうか?
意外と難しいですよね。ポイントをちょっと整理してみます。
ショート動画に向いているのはどんなアクションカメラ?
縦で扱いやすいこと
ショート動画といえば縦画面で見るのが主流です。
最近は画面を3分割して中段に動画を配置するパターンも増えてますが、せっかくなら画面全体を目一杯使ったほうが見やすくて目にもとまりやすいはず。その意味で縦の動画素材を撮りやすいに越したことはないでしょう。
なので画角は広いほうが有利です。
また、撮影後に縦横を決められるタイプのカメラなら何があっても対応できます。
例えば、中には画面の上下に動画を配置するほうが良いパターンもありますよね(例えば、BEFORE / AFTERのような比較系のコンテンツなど)。
データが軽い
視聴者の80%くらいはスマホの画面で見ます。なので画質は最低限のフルHDでも良いでしょう。
ショート動画に関しては高画質よりもサクッと撮ってスマホで動画編集できるくらいデータが軽いほうが扱いやすいです。もちろん編集後にアップするのにも軽いほうが便利ですね。
その他
見ておくといいポイント
軽さ・丈夫さ・防水機能・手ブレ補正性能、確認用モニター、スロー撮影、マイク性能、フル充電から活動時間・マウントのしやすさなど
ショート動画に使えるアクションカメラ【2023年版】
ショート動画撮影にオススメのアクションカメラとしては以下のようなモデルがあります。
GoPro HERO12 BLACK
Insta360 X3
DJI OSMO Action4
DJI Action 2
Insta360 GO 3
Insta360 ONE RS
比較表
縦横同時撮影 | 重さ | バッテリーライフ | 防水性 | 外部マイク | 解像度@fps | 定価 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GoPro HERO12 BLACK | 154g | 最長70分 (5.3@60p) | 5.3K@60fps | 62,800円 | |||
Insta360 X3 | 180g | 最大81分 (5.7k@30p) | 360度 5.7K@30fps シングルレンズ 4k@30fps | 68,000円 | |||
Insta360 GO 3 | 本体 35.5g 充電ケース 96.3g | 本体のみ 45分 充電ケース利用時 最大170分 | 2.7K@30fps | 32GB 36,300円 64GB 39,930円 |
|||
Insta360 ONE RS | 360度 135.3g 標準 125.3g | 最大82分 (5.7k@30p) | 360度 5.7K@30fps シングルレンズ 6K@25fps 4k@60fps | 69,800円 | |||
DJI OSMO Action4 | 145g | 最大160分 (1080p@30p) | 4K@120fps | 58,300円 | |||
DJI Action 2 | 本体 56g タッチ画面モジュール 64g 電源モジュール 56.6g | 最大180分 (1080p@30p) | ※本体のみ | 4K@60fps | タッチ画面なし 49,500円 タッチ画面あり 63,800円 |
選ぶポイント
何を重視するかによって最適なカメラは決まります。
- 撮影後に縦横を決めたい
- 耐久性がほしい
- 目立たないように撮る
撮影後に縦横を決めたいなら
Insta360のカメラは画面に映らない部分も余分に撮っておいて編集時に切り出せる設計になっています。
縦横が自由自在なので複数のSNSを使っている場合にも便利です。
具体例
- Insta360 X3
- Insta360 ONE RS
- Insta360 GO 3
参考|Insta360 X3で撮影した動画
耐久性重視なら
スポーツ・アウトドア・水中での使用を想定しているなら、それに適した頑丈なモデルがいいですね。
具体例
- GoPro HERO12 BLACK
- DJI OSMO Action4
-
-
GoPro HERO12 vs OSMO Action4 どっちを選ぶ?
直近でアクションカメラを買うならGoPro HERO12とOSMO Action4が候補になりますが「何が違うの?」と感じてる人は多いことでしょう。 原則的に大きくは異なりませんが、それなりに違うため ...
目立たずに撮るなら
外で撮影している時もコンパクトなカメラなら警戒感を与えずに済みます。
両手が空くのと壁にくっつけたりできるのもメリットです。
具体例
- DJI Action 2
- Insta360 GO 3
ショート動画にアクションカメラを使うメリット
スマホで感じる不便は緩和されます。
例えば、
- スマホを使いたい時に使えない
- 動画データがスマホを圧迫、データ移動もダルい
- フロントカメラで自分を確認しながら自撮りするのが難しい
- 防水対応じゃない(機種による)
など。
これらの悩みは適切なアクションカメラを導入することで解決できます。
スマホだと故障が怖いのでリスクのある撮影がしづらいですが、アクションカメラには比較的丈夫なモデルもあるので多少、無理がききます。
万が一故障してしまってもスマホが故障するのに比べたらクオリティオブライフが下がりません。
アクションカメラ購入までの流れ
STEP1人気のあるモデルとメーカーを把握する
人気のあるアクションカメラのほうが情報量も多く、困った時に楽です。
あと、アクセサリー類も豊富ですしね。
さらにいうと、買い替え時や使わなくなった時にメルカリ等で売りやすいです。
そういう意味で、理由がなければ、不人気のアクションカメラは情報量や二次流通の観点から避けるのが無難でしょう。
人気があるアクションカメラメーカー
- GoPro
- DJI
- Insta360
とりあえず影響力がある3社を押さえておけば間違いないです。
STEP2利用シーンをイメージする
これを買っておけばOKみたいな万能モデルはありません。探せばどこか必ず弱点もあります。なので自分が発信したいコンテンツに合わせて選ぶことが大事です。
STEP3細かいスペックを最終確認
以下のスペックはできれば購入前に知っておくべきです。(公式サイト等を調べたり、このブログ内の比較表を参考にしてください。)
- サイズ感・軽さ
- 撮影時間(バッテリー容量)
- 解像度
- 画角
- 手ブレ防止性能
- マイク性能
- 防水性能

STEP4公式サイトで購入
アクションカメラは公式サイトで買っておくのもポイントです。総合的に見て得します。
理由1:保証
特に屋外で使う機会が多い場合はどうしても故障・落下などのトラブルが発生する可能性が高いです。
いざ故障した時は買った店に連絡するとかよりも、メーカーと直で話ができるほうがスムーズだし、保証延長オプション的なのもありますからね。
理由2:為替
円高だと海外サイトで買ったほうが安いこともありますが、現状のドル円レートだとその選択肢は取りにくいです(2023年春時点)。
為替レートをみるとしばらくは国内がベターでしょうね。
最後に一言
アクションカメラはショート動画撮影に全然使えます。
最近のモデルはかなり性能が良くて軽いので使いやすいですよ。
比較的安価でレンタルできるカメラもあるので気軽に試してみてください。
