Insta360のGO3SとX4。
2024年になってアップデートがあったシリーズですが、それぞれどんな人・どんな用途に最適なカメラなのか。
今回は改めて2つを比べてみます。
この記事の対象者
- アクションカメラの購入を検討しはじめた
- Insta360のGOシリーズとXシリーズが気になっている
- 自分の使い方にマッチするほうを知りたい
この記事でわかること
- 各カメラの強み・弱点
- あなたに向いているのはどちらか
今回比較するカメラ
Insta360 GO3S
世界最小がコンセプトのInsta360 GOシリーズ2024年版。
GO3SはGOシリーズで4作目にあたり、GO3からアップグレードされたカメラです。
Insta360 X4について
最も売れた360度カメラ Insta360 X3の後継機(2024年発売)。
Xシリーズの4作目となるX4では画質が強化され、8K撮影が可能になりました。
レビュー記事:Insta360 X4のレビュー 2ヶ月使った時点の率直な印象(動画あり)
Insta360 GO3S vs Insta360 X4 比較表
Insta360 GO3S | Insta360 X4 | |||
---|---|---|---|---|
発売時期 | 2024年6月 | 2024年4月 | ||
①デザイン面 | 重さ | 39.1g(本体) 96.3g(ケース) | 203g | |
サイズ | 63.5 x 47.6 x 29.5mm(ケース) | 46.0 x 37.6 x 123.6mm | ||
バッテリー | 容量 | 310mAh(本体) 1270mAh(ケース) | 1800mAh |
|
撮影可能時間 (条件) | 本体のみ38分 ケース併用時Max140分 (1080p@30fps) | 81分 (5.7k@30fps) |
||
ストレージ | 内蔵式 64GB 128GB | SDカード式 最大1TB |
||
タッチスクリーン | 2.2インチ | 2.5インチ | ||
磁気マウントシステム | ||||
ジェスチャーコントロール | ||||
ボイスコントロール (日本語対応) | ||||
防水性能 | 10m防水 IPX8 | 10m防水 IPX8 |
||
録画キャンセル | ||||
Apple Find My | ||||
外部マイク接続 | ||||
②映像面 | センサー(インチ) | 1/2.3 | 1/2 | |
画角(35mm換算) | 16mm | 6.7mm | ||
360度動画 | 標準 | 8K@30fps 5.7k@60fps |
||
HDR | アクティブHDR |
|||
暗所 | 5.7k@30fps | |||
タイムラプス | 8k |
|||
タイムシフト | ||||
バレットタイム | 4k@120fps |
|||
Meモード | ||||
ループ録画 | ||||
標準動画 | 4K30fps 2.7K50fps | 4K60fps | ||
HDR | Dolby Vision対応 | |||
最大ビットレート | 120Mbps | 200Mbps | ||
カラー | フラット 標準 鮮やか ポートレート | フラット 標準 鮮やか |
||
手ブレ補正 | オフ 標準 高 最大 | FlowState ※基本的にオート |
||
定価 | 64GB|61,800円 128GB|65,800円 | 79,800円 |
マーカーは比較でスペックが上回っている部分です。
Insta360 GO3Sの特徴
デザイン仕様
分離式
GOシリーズはカメラ部分とアクションポッドの分離式デザインが採用されています。
カメラ部分
親指サイズでマグネット式となっており、様々な場所に設置・マウントできます。
さらに防水仕様となっているため、水中10mまで沈めることができます。
アクションポッド
リモコン兼モニターとして使うことができます。
雨や雪などに対する耐水性はありますが、水中で使うことはできません。
あと案外、マグネットってそこら中にあるんですよね。ドアとか柱とかマウントする場所は無限大です。

SDカードスロットなし
GOシリーズはSDカードに対応していません。
撮影データはカメラ内部のストレージに保存されるため、こまめなデータ移動が必要になります。

スペアバッテリーなし
GO3Sはバッテリー内蔵式で予備バッテリーでの運用ができません。
X4と比較すると稼働時間にリミットがあり、短時間の撮影向きです。

外部マイク接続不可
GO3Sは外部マイク接続に対応していません。
音質もしっかり残したい時には内蔵マイクのみだと限界があります。

付属アクセサリー
購入時の付属アクセサリーが充実しており、色々なアングルからの撮影を楽しめます。
単なるおまけの付属品というよりは一つ一つが実際に活躍するアイテムばかりでお得感があります。
一人称視点での撮影にぴったりなデザインです。

Apple Find My対応
アプリを使って行方不明になったカメラの位置を特定することができます。
(iPhoneのみ対応)
映像
4K撮影
4KはX4とほぼ同じ解像度となります。
ただし、センサーサイズやビットレートの関係からX4よりもやや画質が劣ります。
ハイフレームレート撮影が弱い
4K30fpsまでなので解像度の高いスロー撮影には対応できません。
画角が狭い
X4との比較では画角が狭いです。
自撮り棒は消えない
消える自撮り棒には対応していません。
多段階の手ブレ補正
GO3Sは手ブレ補正のレベルを4段階から選べます。
カラープロファイルにポートレート追加
ポートレートが追加されたことにより、スキントーンなどがより自然に撮れるようになっています。
リフレーミング不要
GO3Sで撮影した動画はアプリで簡単にSNS等にアップできます。
360度動画と違って編集(リフレーミング作業)が不要な点で、撮ってから共有までがスムーズです。
Insta360 GO3Sの長所・短所
上記の特徴をまとめました。
- 親指サイズのポータビリティ
- 素早い装着&ノーストレス
- スムーズなシェア(撮影からアップまで)
- 多段階の手ブレ補正
- アクセサリー付属
- スペアバッテリーで使えない
- 画角が狭い
- スロー撮影性能が低い
- 外部マイクが使えない
Insta360 GO3Sの長所が活きる使い方
短いクリップの撮影
バッテリーライフやインターバル録画機能などを考えるとショートクリップの撮影に使いやすいカメラです。
一人称視点撮影
運動中や家事・育児中などで手が使えない時もハンズフリーで簡単に撮影できます。
限られたスペースやスキマへの設置
狭い場所・天井・壁など本来、カメラの設置が難しいところもGO3Sなら対応できます。
目立たずに撮影
街頭で使用する時、周囲の人々に気づかれずに撮影することができます。
また、被写体がカメラを意識しないため、自然な表情や行動を撮影できます。
Insta360 X4の特徴
デザイン仕様
縦長
縦長デザインのカメラに自撮り棒を取り付けて使います。
両面レンズ
360度撮影のため、カメラの両サイドにやや出っ張ったレンズが配置されています。
レンズガードによって傷や破損のリスクを低下させることはできますが、GO3Sと比べるとやや扱いにくいデザインです。
防水対応
10m防水となっており、水中でも使うことができます。
ただし、屈折率の関係で水中撮影にはダイブケースが必要です。
SDカード式
最大1TBまで記録することができます。
スペアバッテリー対応
X4はスペアバッテリーがあるので長い時間の記録には使いやすいです。
映像
8K30fpsで360度撮影
X4はまず8Kの360度動画を撮り、使う部分をリフレーミングして使います。
リフレーミング後の画質は2.7Kから4K相当なのでGO3Sとほぼ同じです。
ただし、センサーサイズの違いによってやや違いが出ることもあるかもしれません。
リフレーミング作業
360度動画はリフレーミング作業があるので、アップするまでの流れがGO3Sほどシンプルにはいきません。
画角が広い
撮影が苦手でもフレームアウトして撮り逃がすことはありません。
自撮りなのに全身がフレームインさせられるのも面白いです。
自撮り棒がフレームインしない
自撮り棒が映り込まないように撮影するため、ドローンを使ったような映像になります。
Insta360 X4の長所・短所
上記の特徴をまとめました。
- 8K360度撮影
- 長時間撮影対応
- 消える自撮り棒
- 両面レンズの故障リスク
- リフレーミング作業の手間
Insta360 X4の長所が活きる使い方
アクション中の全身自撮り
X4のような360度カメラなら、アクション中の自撮りがフレームアウトすることなく、アクションに集中できます。
全身フレームイン状態をキープしたり、スロー動画にも対応できます。
GO3ではアクション中の自撮りが激ムズですし、そもそも集中できなくなってしまい危険です。
第三者視点の撮影
消える自撮り棒を使うことでドローン風に撮影したり、他にカメラマンがいるかのような撮影ができます。
複数視点の撮影
一つの撮影素材から全く異なる複数のクリップを作ることができます。
Insta360 GO3Sはこんな人にオススメ
- 小さいカメラを求めている
- Vlog撮影などで目立たずに使いたい
- SNSなどに気軽にアップしたい
- 編集機材のスペックが高くない
ストレスなく身につけられる小さいカメラを求めている
体にマウントするための小さいカメラを探しているようなケースではGO3Sが便利です。
身につけて1人称視点で撮れるウェアラブルカメラは他にもありますが、やはりここまでサイズ感が小くて軽いカメラはありません。
ほとんど装着ストレスがないので他のカメラだと無理なスポーツ(球技など)もできますし、手が離せない子育てとかペットの世話中にも使えるでしょう。
高解像度が必要なものはメインカメラで撮り、逆にGO3はサイズ感や防水性を生かすことができれば2つのカメラが活躍します。
目立たずに使いたい
GO3Sで撮ると威圧感がないのでまわりの目を気にすることなく使えます。
すぐに送りたい
GO3Sで撮った動画は比較的データ量が軽く、編集も不要です。
知人との共有やSNSへのアップにも便利ですね。
Insta360 X4はこんな人にオススメ
- 360度動画を撮りたい
- アクションを撮りたい
- リフレーミング作業が苦じゃない
360度動画を撮りたい
360度撮影するなら必然的にX4になります。
(GO3Sは360度動画が撮れません。)
360度撮影のメリット
- 広角撮影かつ超強力手ぶれ補正
- 消える自撮り棒を使った第三者視点やドローン風撮影
- 一つの素材を様々なアングルで活用
- バレットタイムモード
アクション中に使いたい
全身のフレームインやスロー動画に対応している点でアクション用途に向いています。
編集作業が苦じゃない
360度動画のリフレーミングするには手間と最低限の機材が必要です。
編集作業を許容できるなら楽しく使えるでしょう。
迷ってるならレンタルもオススメ
親指サイズのカメラにしろ、360度カメラにしろ、自分で使った体験があってはじめて腑に落ちることも多いです。
迷っているならぜひまずは使ってみてください。
本当に納得したものを買えば満足感が高いですよ。
↑ひらく
Insta360をレンタルできるサービスをまとめています
最近はレンタルしたものを気に入ったらそのまま返送せずに買取りできるサービスもあります。
-
-
比較表付きInsta360のレンタルサービス|どこで借りるのが正解?
最近、Insta360の人気が上がっており、まずはレンタルで使ってみようと考える人も増えています。 このページではInsta360を借りる前に知っておきたい情報(サービス一覧や注意点)をシンプルにまと ...
続きを見る
参考動画
それぞれのカメラを使った比較動画とレビュー動画です。
最後に
何を撮るか、どのように使うかによって選ぶカメラは変わってきます。
特徴をよく把握したうえで自分に合ったカメラを選んでみてください。
アンケート
