今回は僕がこれまでに使ったことのあるInsta360 X4対応アクセサリーを紹介します。
この記事の対象者
- Insta360 X4を購入済または購入予定
- アクセサリーの追加を検討中
この記事でわかること
- X4の撮影時に活躍するアクセサリー
- 各アクセサリーの特徴+メリット・デメリット
- あなたにとって必要かどうか
Insta360 X4 本体について
Insta360 X4は8K撮影に対応したことで高画質での360度撮影が可能になりました。
くわしくは別の記事でレビューしています。
-
Insta360 X4のレビュー 2ヶ月使った時点の率直な印象(動画あり)
Insta360 X4を使い始めました。 X4最大の注目は8K撮影ですが、画質以外にもレビューポイントは多いのでそのあたりも踏まえて紹介します。 この記事の対象者 Insta360 X4が気になってい ...
Insta360 X4のアクセサリーの種類と役割
アクセサリーは本体のポテンシャルをアップさせるものです。
正しく活用すればメリットをもたらします
逆に不要なものは邪魔になることもあります。
自分に必要なものを見極めて追加しましょう。
X4のアクセサリーを役割で分類して考えるとわかりやすくなるはずです。
①撮影多様化
自撮り棒やマウント系
異なるアングルからの撮影が可能になり、視点のバリエーションが豊かになります。
三脚系
安定した撮影を可能にします。ハイクオリティなタイムラプスや定点撮影には不可欠です。
ハウジング系
水中での360度撮影体験を可能にします。
②トラブル回避(耐久性アップ)
保護系
360度カメラは両サイドにレンズがあるデザインの特性上、他のカメラと比較して故障リスクにさらされています。
安心して使うにはカメラ本体やレンズを保護するアイテムは欠かせません。
③利便性アップ
アダプター系
カメラの素早い着脱を可能にすると同時に撮り逃しを避けることにも繋がります。
充電系
予備バッテリーや充電器があれば、時間を気にせずに撮影できます。
Insta360 X4用のアクセサリー
- 70cm見えない自撮り棒
- 85cm 見えない自撮り棒
- 114cm 見えない自撮り棒
- 超長い自撮り棒
- 見えない自撮り棒ゴールド版
- 見えないアクション自撮り棒
- 見えない自撮り棒 + 三脚
- ミニ見えない自撮り棒+三脚
- 自撮り棒スリーブ
- バレットタイムコード
- バレットタイム撮影キット
- 充電式見えない自撮り棒
- フローティングハンドグリップ
- モンキーテールマウント
- 自転車用ヘッドセット・キャップ・マウント
- 自撮り棒リングマウント
- 三人称視点自転車用テールマウント
- 第三者視点自転車用ハンドルバーマウント
- ユニコーンヘルメットマウント
- 車載用デュアル/トリプル吸盤マウント
- バイク用U字ボルトマウント
- ヘッドストラップ
- チェストストラップ
- 三人称視点バックパックマウント
- ハンドマウントバンドル
- 車載マウント
- POVマウスマウント
- バイク用自撮り棒サポートクランプ
- マグネット式自撮り棒ホルスター
- スキーストックマウント
- バックバー
- ヘルメット顎マウント
- ヘビーデューティークランプ
- バックミラーマウント
- フレキシブル粘着マウント
- ヘルメットマウントバンドル
- 車載吸盤マウント
- アウトドア三脚
- マグネット式ネックホルダーマウント
- X4 見えない潜水ケース
- バイク用U字ボルトマウント
- 自転車撮影セット
- スキー撮影セット
- バイク撮影セット
- 振動ダンパー
- X4 レンズキャップ
- X4 プレミアムレンズガード
- X4 標準レンズガード
- 自撮り棒リストストラップ
- X4 スクリーンプロテクター
- X4 収納ケース
- X4 万能フレーム
- X4 USBカバー
- X4 サーモグリップカバー
- クイックリリースマウント
- GPS プレビューリモコン
- X4 風防マイクカバー
- X4 マイクアダプター
- X4 クイックリーダー
- X4/X3/X2 アクセサリーシュー
- 64GB メモリーカード
- 128GB メモリーカード
- 256GB メモリーカード
- 512GB メモリーカード
- X4 バッテリー
- X4 高速充電ハブ
- Type-C - Cケーブル
強化版超長い自撮り棒
最長3mの自撮り棒
使い方
これは最長まで伸ばした状態です。
Insta360が取り扱っている自撮り棒の中で最長かつ丈夫なモデルです。
よくある疑問
長さは調整できますか?
この自撮り棒は9段階の調整ができます。
微調整できないものを選んでしまうと伸ばすか縮めるかの2択ですが、強化版超長い自撮り棒については複数の長さで使えます。
フレームに映り込まずに使えますか?
試行錯誤してきましたが、完全に映らないように撮るのはかなり難しいです。
カメラの重さと自撮り棒の長さの関係でしなるのでどうしてもスティッチラインに入り込んでしまうようです。
メリット&デメリット
- 長さを多段階で調整可能
- ドローン禁止の場所でも使える
- 重い
- 長時間使うと腕が疲れる
- 小さいカバンに入らない
- 使っていると目立つ
- 自撮り棒が映り込んでしまう(ことがある)
どんな時に使えるか?
- ドローン禁止区域での撮影
- モデル撮影
- 集合写真撮影
自撮り棒とはいうものの、自撮りに使うよりは高いところや手の届かないところから撮るためのツールだと感じます。
なので常に持ち歩くというよりは映える場所や特別なタイミングで活躍するアクセサリーです(本格的な映像作品の撮影など)。
1本目は「114cm 見えない自撮り棒」など標準的な長さの自撮り棒をオススメします。
バレットタイムコード
バレットタイム撮影用の巻取り式コード
仕組みはシンプルに言うと巻き尺です。
X4本体とは1/4インチのネジで接続して使います。
使い方
バレットタイム撮影
頭上で360度カメラを回すことで特殊効果が得られます。
よくある疑問
「バレットタイムハンドル」と「バレットタイムコード」の違いはなんですか?
バレットタイムハンドルは自撮り棒を取り付けて使います。
ハンドルによるグリップのしやすさや安定感がメリットです。
反面、ハンドル部分がけっこう映り込んでしまうので美しくないと感じる人もいるかと思います。
その点をどう考えるかですね。
バレットタイムコードは巻取り式のデザインで、持つ部分が小さいため映り込みは少ないでしょう。
また持ち歩きにも便利です。
その代わり、コントロールが少し難しいかもしれないですね。
こどもが使ったりするとカメラを思いっきり地面に打ち付けて故障しそうで怖いです。
コードの長さは調整できますか?
コードはギリギリまで伸ばすか収納するかの2択です。
中途半端な位置で使いはじめることも可能ですが、遠心力が働くので意図した結果が得られるかどうかはわかりません。
メリット&デメリット
- バレットタイム撮影が可能になる
- ハンドル部分が映り込まない
- ポケットサイズ
- 使う場面が限定的
- 撮影時にリスクを伴う
どんな人向けか?
- バレットタイム撮影に挑戦したい
- ハンドル部分が極力映らないように使いたい
レンズガード
レンズをダメージから保護(衝撃・すり傷・ひっかき傷対策)
スクリュー式のデザインが採用されたことで素早く着脱できるようになりました。
レンズキャップと併用可能。
使い方
よくある疑問
標準レンズガードとプレミアムレンズガード(別売)に違いはありますか?
プレミアムレンズガードは傷に強い強化ガラスが採用されています。
個人的な感想ですが、どちらを選んでも映りには影響がありません。
メリット&デメリット
- ダメージからの保護
- 画質劣化のリスク
- 着脱の手間
どんな人向けか?
- X4ユーザー全員
ただ、レンズの傷やヒビ割れなどで後悔しないようリスクをともなう撮影にはレンズガードを使うのがオススメです。
レンズキャップ
レンズをホコリや傷から保護
レンズむき出し状態でポケットやバッグに入れると傷やホコリが付き、映像が使えなります。
360度カメラにとってキャップによるレンズ保護はマストと言えるでしょう。
レンズキャップはレンズガードの上からでも装着できます
カメラ全体を包むわけではないため、データ確認や設定変更もスムーズです。
よくある疑問
レンズガードを使えばレンズキャップは不要ですか?
X4のレンズガード自体にホコリや傷がつくのを防ぐためにもレンズキャップは必要です。
メリット&デメリット
- すばやい着脱が可能
- キャップを付けた状態でもボタン操作や充電・データ移動・データ確認ができる
- レンズガードの上からも装着可能
- 特になし
基本的にメリットしかありません。
どんな人向けか?
- X4ユーザー全員
自撮り棒リストストラップ
パッケージには2種類のストラップが含まれています。
不意な紛失・落下リスクを回避
自撮り棒にストラップを装着することで手首にしっかりと固定できます。
運動中や移動中など動きを伴う撮影で使うと効果的です。
メリット&デメリット
- 紛失からの保護
- 消える自撮り棒のクオリティ低下(ストラップの映り込み)
- 着脱の手間
どんな人向けか?
- スキーやジェットスキーの撮影にX4を使うユーザー
ストラップによって肌身離さないためにストラップは有効です。
クイックリリースマウント
カメラ本体とマウントの着脱時間を光速レベルに短縮
よくある1/4インチネジでの取り付けは頻繁にマウントを変更するうえでは不利です。
アクションカメラは付けたり外したりが多いのでマグネット式で素早く交換ができるクイックリリースマウントは重宝することでしょう。
使い方
メリット&デメリット
- 素早い着脱
- 他のカメラでも使える
- 複数必要
どんな人向けか?
- マウントを切り替えることが多い人
- 複数のカメラを使う人
Insta360 メモリーカード
純正のメモリーカードで安心して撮影
1回の撮影につき128GBが目安です(最高画質で撮るとバッテリーは1時間ちょっとで切れるため)。
小容量のメモリーカードだと...
- 複数枚を持って使い分けできる
- 破損・紛失の影響を最小限で抑えられる
- すぐ満杯になる
- 長時間撮影に使えない
- 容量あたりのコストが高い
大容量のメモリーカードだと...
- 長時間撮影できる
- 容量あたりのコストが低い
- データ破損・紛失などのトラブル時に損失が大きい
- 他社のカメラで対応していないことがある
どんな人向けか?
- X4を使う人全員
- Insta360の別のカメラも使う人
公式サイト以外で見つけたオススメ
Insta360の純正アクセサリーはよくできているので基本的には公式サイトで買うようにしてますが、「ちょっと高いな」と思ったタイミングでサードパーティ製も探してみたところ、値段とクオリティのバランスがいい感じのジェネリック品(代替品)を発見したので紹介しておきますね。
Ulanziはカメラアクセサリー界ではすでに知名度のあるブランドです。
僕自身、いくつか愛用してますが、クオリティは高いので安心してください。
Ulanzi 自撮り棒
Ulanzi(公式サイト)
Ulanzi 3-In-1 クイックリリースアダプター
Ulanzi(公式サイト)
Ulanzi Ulanzi バイク/オートバイ ハンドルバー クランプ マウント
Ulanzi(公式サイト)
最後に
ちょっとしたアクセサリーで撮影体験が充実します。
気になったものがあればぜひ取り入れてみてください。