動画編集

FCP vs DaVinci Resolve どっちで動画編集する?

2022年8月17日

動画編集を始めるにあたって悩むのが編集ソフトです。

最初からすべてを把握できるわけじゃないので難しいんですよね。

結局、多くの人はわからないから勢いだけで選びがちですが、よくよく考えるとはじめての動画編集ソフト選びは思っている以上に重要だったりします。

今回はFinal Cut ProとDaVinci Resolveを比べつつ、どういう人に向いているのかをまとめてみます。

 

今回比較する動画編集ソフト

Final Cut Pro

Apple製の動画編集ソフト。多機能なわりにはシンプルでエラーも少ないことから安定した人気を誇ります。

Mac版しかないため、Windowsユーザーは使えませんが、逆にApple製品との相性が抜群に良くスムーズな編集が可能になります。Macユーザーであれば選択肢として検討する価値があります。

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DaVinci Resolve

ハリウッドでも使われるプロ仕様の動画編集ソフト。

もともと映画製作の現場で使うカラーグレーディングツールとして開発され、他の編集機能は後から追加された背景があります。

そのため、色や音の編集面では他の編集ソフトを圧倒。また、無料版も機能が充実していること、さらにWindowsとMac両方で使えるなどの理由で近年ユーザーが急増しています。

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Final Cut Pro vs DaVinci Resolve 比較表

 Final Cut ProDaVinci Resolve
開発元AppleBlack magic design
対応OSMac
Windows
機能の多さ色補正(カラーマネジメント)★★★☆☆★★★★★
音編集(オーディオワーク)★★★☆☆★★★★☆
その他エフェクト★★★☆☆★★★★☆
書き出し速度★★★☆☆★★★★☆
編集画面(ワークフロー)ワンストップ方式ステップバイステップ方式
複数人編集未対応対応
タブレット編集未対応未対応
学びやすさ日本語の情報量★★★★☆★★★☆☆
ユーザー数★★★★☆★★★☆☆
テンプレートやプラグインの豊富さ(販売サイト)Motion VFX
Motion Array

MotionElements

Envato Market

Pixel Film Studios
料金一括36,800円一括44,980円

以上が両ソフトを比較した結果になります。

★になっている部分は独断や感覚を元に評価しました。

 

補足

書き出し速度

デフォルトでのエンコーディング速度です。

FCPにはApple製の有料プラグイン『Compressor』がありますが、Compressorを使うことで速度が向上し、DaVinciと同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮する余地もあります。

 

学びやすさ

日本語の情報量やユーザー数については単なる肌感です。

 

FCPの特徴|Pros and Cons

Pros|メリット

iMovieの操作感で使える

FCPはiMovieに近いです。(iMoive:Macにデフォルト搭載されており、Appleユーザーにはおなじみの動画編集ソフト)

そのため、iMovie経験があれば、他の動画編集ソフトを選ぶよりも学習コストがかかりません。

また、1ページ内ですべての編集作業が完結するため、編集を開始してからエクスポートするまでにかかる時間は短くなるはずです。

※DaVinci Resolveは作業ごとにページがタブで分かれているため、スピーディな作業なら恐らくFCPに歩があります、ただし、DaVinciのほうがより細かな調整にまで対応しています。

 

困った時の情報量が多い

英語が分からない人にとっては日本語で手に入る情報量がポイントになってきそうですが、その点で言うとまだFCPのほうが多いです。

現状、トラブルシューティングしやすいのはFCPです。

 

Cons|デメリット

無料版はない

FCPには期間限定のフリートライアルはあるものの、ずっと使うためには購入が必要になります。

DaVinciは無料版であればずっと無料で使えるので、比較するとややマイナスと言えるかもしれません。

 

機能面が弱い

DaVinciと比較すると色補正や音に関する部分のメニューは明らかに劣っています。また、トランジションの微調整等、自由度も低いです。

 

コラボレーションのモードがない

FCPでは複数人での作業ができません。

 

FCPに向いている人

iMovieが気に入っている

FCPはiMovieと操作感が似ているので最もスムーズな乗り換え先です。

 

ラップトップでの編集が多い(外部モニターを持っていない)

ノートPCでの作業が多いならFCPのほうが向いています。

DaVinciはメニューが多い分、FCPより作業スペースを必要とします。そのため、外部モニターを使うのが基本と考えたほうが良いです。できないわけじゃないですが、DaVinciをMacBookとかの小さい画面で編集するのはかなり非効率です。

 

一人で作業する(コラボしない)

現状、FCPには複数人での編集モードがありません。

もしかしたら、今後チームでの作業に対応する可能性はあります。

 

クオリティよりも速さ重視

動画のクオリティよりもいかに早くアップするかが重要なコンテンツもあるはずです。

もし、毎日投稿や速報性重視のアカウントを運営するなら、スピーディな編集ソフトがマストですが、FCPはそのようなスピード重視のニーズにもピッタリです。

 

DaVinciの特徴|Pros and Cons

Pros|メリット

無料で使い始めることができる

無料でも十分という評判があるほどできることが多いです。

 

機能的にはFCP以上

色や音に関する設定項目が細かく、FCPではできないレベルのニュアンスコントロールができるので映像品質をより高めることができます。

 

クラウドコラボレーション

複数人での作業に対応しています。

 

Cons|デメリット

やや複雑

オプションが多い分、調整にこだわりだすとキリがないですし、混乱もしやすいです。使い始めてから慣れるまでにかかる時間(学習コスト)はFCPよりも高いと言えるでしょう。

編集ページが複数になるので作業時間もかかります(もちろん、クオリティにこだわるならそのほうが良いですが)。

 

本格的な動画編集環境が望ましい

メニューの多さ、必要な編集スペース的にデスクトップでの編集環境があったほうがいいです。

無料で使えるものの、モニターを追加するのであれば、結果的にFCPを使うのにかかる費用と大きな差はありません。

 

DaVinciに向いている人

動画編集を本格的にやっていく

映像美や音に関する部分でFCPよりもハイエンドな仕事ができます。

アーティスティックな映像作品に使うならDaVinciを選んでおいたほうが納得したものになるのではないでしょうか?

複数人作業ができるのでクライアントワークにも向いてますし、今後も利用者は増えるでしょう。そう考えると映像業界を目指す人などは使えるようになって損はないはずです。

 

良い編集環境(マシン)がある

DaVinci Resolveを使うならモニターも含めてできるだけ動画編集環境が整っていたほうがいいです。

 

動画編集ソフト選びが重要な理由

使い方や最適なワークフローが異なる

それぞれのソフトは違う哲学で作られているので、まったく同じことを実現するにも画面レイアウトとかメニューの位置が違います。

やはり慣れるのには数週間とかそれなりに時間がかかるんですよね。

使いこんで慣れるほどに他のソフトへの乗り換えが大変になるのは右利きが急に左利きに慣れないのと一緒です。

まあ、一つのソフトをマスターした人は他に移行しても適応は早いと思いますが...。

 

有料プラグイン等の資産は使いまわせない

FCP用に開発されたプラグインやテンプレートはDaVinci上では動きません。なので同じDaVinci版を買い直す必要があります。

乗り換えるとなると編集ソフト以外にもけっこうな追加費用がかかってくるはずです。

 

まとめ

趣味や個人レベルでゆるく気軽に使うならFCP、仕事として使うあるいは個人でもハイエンド志向ならDaVinciということになります。

僕はいまのところ、FCPからDaVinciに移行する予定はないですが、DaVinciユーザー数の増化は日々感じますし、進化スピードの早さも感じるので、もしかしたら流されてしまうのかもしれません。

KyL

一人行動派の30代男です
最近はアフターコロナの海外移住に向けて準備中
このブログは月2回ペースでのんびり更新

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