YouTubeではGoProで撮ったVlogもけっこう見かけますよね。
「アクションカメラは何か敬遠してたけど意外といいかも」「これからGoProを使ってみようかな」と考えている人もいるかもしれません。
ただ、見逃しがちなのはアクセサリ類のこと。
正直、初心者だと何が必要なのかよくわからないはずです。
今回は最低限、必要なアクセサリを優先度の高いものに絞って紹介します。
GoProを使うなら最低限必要なアイテム
最低限必要なアイテムとしてはメモリーカードですね。これはまあ書くまでもないかもしれません。
microSDカード
当たり前ですが、カードがないとデータが保存できません。
自分で持っていればまかなえるはずですが、microSDカードのスペックが低いと撮れないので注意してください。
ちなみにショボいカードを使って高画質で撮ろうとすると処理が追いつかず、GoProが止まったりします。
必要なスペック
- 32GB
- Class10以上
↓ちなみに僕はSamsungの128GB(Class10)を使ってますが、4~5時間分のデータが入るので助かってます。
現実問題、GoPro本体+SDカードだけだとちょっと厳しいです
僕はこれまでにGoProを3台乗り換えて使ってきました。
GoPro HERO5 Black ⇒ GoPro HERO7 Black ⇒ GoPro HERO9 Blackと使ってきて確実に進化していますが、多分、GoPro本体+SDカードだけ持って撮影に行くといろいろ足りない部分に気づくと思います。
例えば、
- バッテリー時間が短い
- マイクの音質が悪い(風の音が入りやすい)
- 屋外で眩しすぎて白飛びしてしまう(こともある)
などです。
上記に対処するために必要なアイテムを紹介します。
GoProでほぼ必須なアイテム
じゃあ、具体的に何が必要なのか、3つに分けて考えてみます。
①バッテリーもち時間向上
GoProにはバッテリーがもともと一つ付いてきますが、小さいので持ち時間は短いです。
動画を撮りっぱなしにすると1時間くらい過ぎたあたりで電池切れが心配になる感じですね。
GoPro本体しか購入していないとバッテリー切れで大切な瞬間を取り逃がしてしまうでしょう。
スペアバッテリーがあれば取り逃しを回避できる
デュアルバッテリーチャージャーで充電しておけば瞬時に予備のバッテリーと取り替えられます。
(2台同時に充電できるので効率的です。)
片方の電池が残量ゼロになった瞬間に充電を始めればサクサク撮れるでしょう(後はmicroSDカード次第)。
ちなみに純正品のほうがいいです。
②音質改善
続いて音質の問題があります。
音質向上のための解決策は以下の2択です。
- GoPro純正のメディアモジュラーを使う
- マイクを外付けする
どちらも一長一短あります。
メディアモジュラー
メディアモジュラーを本体に装着することで内蔵マイクが音声を強調し、周囲の雑音を低減する効果があります。
また、ここに外部マイクをつけることもできます。
残念な部分としては、GoProのバージョンごとにサイズが違うこと。GoProの新製品が出た時に対応する保証はありません。
実際、「GoPro Hero8」と「GoPro Hero9」は本体サイズが違うため、メディアモジュラーを買い替える必要があります。
あとこのケースを使うことで、同時に使えなくなるアクセサリーもあるかもしれません。
外付けマイク
外付けマイクを接続するためのアダプターを使うことで自分の好きな外付けマイクを使うこともできます。
すでに使っている保護ケースなどのアクセサリーを使い続けたいならメディアモジュラーよりもこっちの選択肢を選んだほうがいいかもしれません。
ただし、必要なものの総数は増えます。
▼外部マイクの話は以下のページでもう少しくわしく書きました。
-
GoProの外部マイクを買う前に知っておきたいこと(音質向上)
GoPro本体の音質が気に入らなくてマイク使おうかなと考えていませんか? アクションカメラ全般に言えますが、音はあんまり良くないですよね。 僕は外で撮る時は風の音が気になるので本体マイクではなくて外部 ...
③白飛び対策
日差しが強烈な時に屋外で撮影したりすると画面が明るくなりすぎてしまいます。
多少であれば動画編集ソフトで調整できますが、一定ラインを超えたデータだと編集でどうにかしようとしても使い物になりません。
撮影を台無しにしないためにサングラスのような役割を持つNDフィルタを使うと便利です。
光を調整するためのフィルタ(NDフィルタ)をつけよう
白飛び以外のNDフィルタの効果として、動きのあるものを自然に見せる効果あります(モーションブラー)。
例えば、鳥の羽ばたきやタイヤが回っているところなどはNDフィルタをつけて撮影するとより自然にリアルに見えます。
NDフィルタの凄さは動いている被写体を撮った時によく分かります。
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GoProにはNDフィルターをつけたほうがいい?
YouTubeとかでGoProにNDフィルターを付けてる人を見かけたことがあるはずです。 初心者だと「なんかよくわからないけど自分も持っていたほうがいいのかな?」と思うかもしれません。 今回はGoPr ...
あると便利だけどなくてもいいアイテム
ゴリラポッドまたは3脚
自撮りするならですが、ゴリラポッドや三脚があれば便利です。自撮り棒代わりになります。
「腕を伸ばして撮るのじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、それだと顔が写りすぎて背景が隠れてしまいます。
画角が狭い(顔が近すぎる)と「どこで誰が何をやっているのか?」がわからない動画になりがちで、ワンパターンに見えたりもします。ちょっとの差ですが、けっこうな違いです。
水平維持用モジュラー
GoProHero9以降は常に水平を維持して撮る機能が追加されました。
追加でモジュラーを買うとその水平モードのポテンシャルを100%活かすことができます。
▼もうちょっと詳しい話は別のページにまとめました。
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GoProMaxレンズモジュラーって必要?(結論:人による)
GoProMaxレンズモジュラーというアクセサリーがあります。 僕自身は持ってますが、個人的には必須アイテムとまでは言えないと感じています。 レビューなどを見るとわりと絶賛されており、よくわからずに買 ...
ということで、実は総額10万くらいかかるかもしれません。
なお、GoProが出している純正アクセサリーはサードパーティから出されているアクセサリーと比較して割高です。
純正品の場合、サードパーティ製の大体5割増しくらいのイメージ。
なので安くしたいなら純正品にこだわらないほうがいいです。
GoProアクセサリーは純正品以外も使おう!
GoPro純正のアイテムだけでなく、サードパーティ製のアクセサリーの中にも使えるアクセサリーは多いです。
品質がほぼ同じなら別に純正品にこだわる必要もないと考えており、個人的にはUlanziを愛用しています。
Ulanziはアクションカメラのアクセサリーを得意としている中国のメーカーです。
GoPro純正品よりも安いのに「GoProより使えるんじゃないか」と思うことが多いです。知っておいて損はないですよ。
参考 GoPro用アクセサリー (Ulanzi公式サイト)
最後に
今回はGoProでVlogを撮る場合に本当に使うアクセサリーだけをまとめてみました。参考になれば幸いです。
GoPro購入前に...
ちなみにアクションカメラって実はGoProだけじゃないんです。
Vlogを撮るのに良いアクションカメラは他にもあります。
まだ購入前という場合は他の選択肢も比較してから買ったほうが後悔が少ないと思いますよ。
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VlogにもOK!本当に売れてるアクションカメラ【2022年版】
今からVlog用にアクションカメラを買おうとすると、選択肢がいくつかあって悩みますよね。 一昔前ならとりあえずGoProを買っておけば間違いが少なかったですが、今は特徴によって細分化されてるので選ぶの ...